人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2023年8月10日

【Cycle*2023 UCI世界選手権大会 男子エリート 個人タイムトライアル:プレビュー】トラック終わりのガンナ、 ロードの雪辱期すワウト、ポガチャル、レムコも! 平坦・上り・石畳のミックスコースで一番時計を決める!

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
  • Line
タデイ・ポガチャル

ツール・ド・フランスで個人TTを走るタデイ・ポガチャル

ロードレースに続き、タデイ・ポガチャル(スロベニア)もエントリー。上り・下り・石畳と苦にしないポガチャルのことだから、トラブルさえなければ上位戦線に入ってくることは間違いない。ガンナも「ポガチャルの存在は脅威」とマークすべき選手に挙げている。

ゲラント・トーマス(イギリス)は今大会、この一本にフォーカス。直前のツール・ド・ポローニュではTTステージで3位に入り、「良い調整になった」と前向きだ。ブエルタ・ア・エスパーニャを目指す中で臨むとあって、コンディションを図る良い機会でもある。

そして、前回覇者のトビアス・フォス(ノルウェー)を忘れるわけにはいかない。昨年はアウトサイダーからの金星だったが、今回は「もちろん連覇を狙う」と宣言。“ビッグネーム喰い”の再現はあるか。

一昨年は4位に入っているカスパー・アスグリーン(デンマーク)や、TT巧者の一面を持つジョアン・アルメイダ(ポルトガル)も上位候補。2018年と2019年にこの種目で世界の頂点に立っているローハン・デニス(オーストラリア)は今季限りでの引退を表明しており、これが最後の世界選手権になる。

このレースを勝った選手には、世界王者の証として純白に虹色を施したスペシャルジャージ「マイヨ・アルカンシエル」が贈られ、おおよそ1年間、個人タイムトライアル出走時に着用が許可される。

今レースは現地時間14時35分(日本時間22時35分)に第一走者がスタート。男子アンダー23では、ミレージがアベレージスピード50.512kmで走破しており、男子エリートも同等またはそれを上回る速度での優勝争いになりそうだ。

文:福光 俊介

福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ