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【ツール・ド・フランス2023 レースレポート:第15ステージ】“ワウト対決”はプールスに軍配!サン・ジェルヴェ・モン・ブラン頂上一番乗り。ヴィンゲゴーとポガチャルの頂上決戦は「引き分け」
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介ワウト・ファンアールト(右)
「ステージ優勝するためには、彼(ファンアールト)と戦うしかなかった。自信があったわけではないけど……チャレンジのしがいはあったね」(プールス)
フィニッシュへ続く1級山岳サン・ジェルヴェ・モン・ブランの上りでもプールスの快調なペースは変わらず。後ろでは一度追いついてきたソレルをファンアールトが再び引き離し、テンポでプールスを追うがその差は開く一方。
十分なリードを確保したプールスが、サン・ジェルヴェ・モン・ブランを一番登頂。35歳288日でのステージ優勝は、ツール史上23番目の年長者にあたる。
「僕のアタックにファンアールトがついてこなかったから、このまま行くしかないと思ったんだ。ダウンヒルは彼の方が間違いなく速いし、勝負をかけるなら上りしかないのは分かっていた。後ろにはミケル・ランダが控えていたから、僕で勝負できなくても問題はなかった。チーム戦になれば僕たちは強いからね。自信はあったよ」(プールス)
2016年にはリエージュ~バストーニュ~リエージュを制し、ワンデーレースからステージレースまで幅広くこなすマルチライダーだけに、ツール初勝利は意外に感じるファンも多いかもしれない。2019年まで所属したチーム スカイ(現イネオス・グレナディアーズ)の頃について問われると、こう答えた。
「嘘でも何でもなく、チーム スカイで走った時間は本当に楽しかったよ。プロトン最高のチームだと今でも思っている。僕はそのチームの一員としてツールを4回走って、すべてでチームリーダーがマイヨ・ジョーヌを獲得している。名誉なことだよ。でも、ステージ優勝を目指して走る機会は一度もなかったね。仕方ないことは分かっているよ。それでも、ライダーであれば勝ちたいと思うのが当たり前じゃない?」(プールス)
今大会直前までメンバー入りできるかのボーダーライン上にいたというが、きっちり結果で示してみせた。前述したように、大会後半になれば実力を発揮できる自信はあった。本当は第3週で力を見せられる算段だったから、ちょっと想定より早まったけど、成功は成功である。
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