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サイクル ロードレース コラム 2023年5月11日

【ジロ・デ・イタリア2023 第5ステージ結果速報】土砂降りの中を走っていく、レース開始直後とラストは大混乱、カーデン・グローブスがジロ区間初優勝

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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ポイント賞
1 ジョナサン・ミラン(イタリア/バーレーン・ヴィクトリアス)92 Pts
2 カーデン・グローブス(オーストラリア/アルペシン・ドゥクーニンク)91 Pts
3 マッズ・ピーダスン(デンマーク/トレック・セガフレード)56 Pts

山岳賞
1 ティボー・ピノ(フランス/グルパマ・エフデジ)40 Pts
2 アマヌエル・ゲブレイグザビエル(エリトリア/トレック・セガフレード)26 Pts
3 オレリアン・パレパントル(フランス/AG2Rシトロエン)22 Pts

ヤングライダー賞
1 アンドレアス・レックネスン(ノルウェー/チームDSM)in 19h 06' 03''
2 レムコ・エヴェネプール(ベルギー/スーダル・クイックステップ)+ 00' 28''
3 ジョアン・アルメイダ(ポルトガル/UAEチームエミレーツ)+ 01' 00''

チーム総合順位
1 イネオス・グレナディアーズ(イギリス)in 57h 21' 58''
2 ユンボ・ヴィスマ(オランダ)+ 01' 49''
3 バーレーン・ヴィクトリアス(バーレーン)+ 02' 15''

リタイア
28 ラモン・シンケルダム(オランダ/アルペシン・ドゥクーニンク)
67 レミ・ロシャス(フランス/コフィディス)
171 ヴァレリオ・コンティ(イタリア/チーム コラテック)

第6ステージコースマップ

第6ステージコースマップ

5月11日(木)第6ステージ
ナポリ > ナポリ
162 km(平坦 ★★☆☆☆)

2年連続のナポリ一周ステージ。スタート&フィニッシュラインは同じ場所に引かれるが、その後のコースは完全に異なる。1年前は西側に進路を取り、しかも変則的な周回路で争ったが、今回は南東側を大きくぐるりと一回り。つまりT・デヘントが見事な大逃げ勝利を飾った時とは、自ずと展開も異なるはずだ。

開催委員会の区分によれば「平坦ステージ」であり、序盤は比較的、平坦な道が続く。史上幾度となく大噴火を起こしてきたヴェスヴィオ火山の北側を縁取るように走り、その火砕流で地中に埋もれたポンペイをも駆け抜ける。

ステージ中盤は、激しく。34.4km地点で中間ポイントを争った直後に、ソレント半島のラッターリ山地へと脚を踏み入れると、途端に眼の前に大きな山が立ちはだかる。しかも2級ヴァリコ・ディ・キウンズィ(登坂距離8.3km、平均勾配6.3%、最大勾配10%)の山道は、上りも下りも恐ろしく曲がりくねる。下りきった先でアマルフィ海岸へとたどり着くが、「世界で最も美しい海岸線」はまた、凄まじいうねうね道でも有名なのだ。

とにかく起伏と無数のコーナーは、実に約100kmにもわたって延々と続く。3級ピッコ・サンタンジェロ(7.5km、3.8%、9%)を越え、ナポリ湾岸道路を走り、ソレント半島を抜け出すと……ようやくうんざりするような難路とはおさらば。

残り35km、再び道は平坦に戻り、都市特有の幅の広い真っ直ぐな道路が帰ってくる。今度はヴェスヴィオ火山の南側を通り、ナポリへと一行は急ぐ。残り2.5km程度から短く緩やかな石畳の坂道が登場するが、ラスト1kmはほぼ一直線。かつてM・カヴェンディッシュやM・チポッリーニといった名スプリンターがその名を刻んだ街で、またしても最速の男が両手を上げられるだろうか。

高低差図

高低差図

ステージ詳細テキスト:宮本あさか

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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