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サイクル ロードレース コラム 2023年5月10日

【ジロ・デ・イタリア2023 第4ステージ結果速報】マリア・ローザ争奪戦 激しいアタック合戦の末、抜け出した7人の強者たちからパレパントルが区間優勝、レックネスンが総合首位へ

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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山岳賞
1 ティボー・ピノ(フランス/グルパマ・エフデジ)30 Pts
2 アマヌエル・ゲブレイグザビエル(エリトリア/トレック・セガフレード)26 Pts
3 オレリアン・パレパントル(フランス/AG2Rシトロエン)22 Pts

ヤングライダー賞
1 アンドレアス・レックネスン(ノルウェー/チームDSM)in 14h 35' 44''
2 レムコ・エヴェネプール(ベルギー/スーダル・クイックステップ)+ 00' 28''
3 ジョアン・アルメイダ(ポルトガル/UAEチームエミレーツ)+ 01' 00''

チーム総合順位
1 イネオス・グレナディアーズ(イギリス)in 43h 51' 01''
2 ユンボ・ヴィスマ(オランダ)+ 01' 49''
3 バーレーン・ヴィクトリアス(バーレーン)+ 02' 15''

第5ステージコースマップ

第5ステージコースマップ

5月10日(水)第5ステージ
アトリパルダ > サレルノ
171 km(平坦 ★★☆☆☆)

平地と銘打ってはあるけれど、前半はむしろ小さな起伏と細かいうねりが多発する。一方の最終盤は、文字通り「ピュア」スプリンターのための舞台が用意された。予定通り大集団フィニッシュに持ち込むために、序盤からスプリンターチームは注意深いコントロールを心がけるだろう。

なにしろスタート直後に、3級パッソ・セッラ(登坂距離4km、平均勾配6.5%、最大14%)への登坂が待っている。脚自慢の逃げ屋たちが、次々と飛び出しを試みるに違いない。その後も畳み掛けるように、無印の上り下りが繰り返される。さらには長くダラダラとした上りが20kmほど続き、いつの間にか標高1000m近くまで上り詰めるのだ。

ステージも残り100kmで、幸いにも道は下り基調に転じる。それでも小さなアップダウンからは決して逃れられない。途中にはわずか10kmの間に長短14のトンネル連続通過ゾーンも待っている。3級オリヴェト・チトラは2.6kmと短いものの、平均勾配7.6%、最大13%とかなりの急坂でもある。

この3級峠の後に、もう1つ小さな無印のでっぱりを越えたら、残り50kmはようやく本当に下りだけ。細かく曲がりくねっていた道も、ラスト25kmは幅の広い直線路に変わる。残り16kmでティレニア海岸に出ると、もはや完全なる一本道。さらに残り8kmで小さなカーブやロータリーをこなしたら、あとはフィニッシュまでロータリーや中央分離帯さえほぼ存在しない。

お天気さえ良ければ、最高に美しい紺碧の海を堪能できる。ただしユネスコ文化遺産アマルフィ海岸の南端サレルノへ向けて、スプリント列車は脇目も振らず猛スピードで一本道を突き進む。

高低差図

高低差図

ステージ詳細テキスト:宮本あさか

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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