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サイクル ロードレース コラム 2023年4月18日

【Cycle*2023 ラ・フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】“アルデンヌ・ハットトリック”へ、ポガチャルの第2関門 ピドコックやヒーリーらも虎視眈々、最大勾配26%の激坂は誰に味方するか!

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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とにかく、クロード・クリケリオンコーナーからの400mに集約されているのだ。そこに存在するのは駆け引きではない、力勝負だけである。もちろん、プロトンの誰もがそれに加われるわけではなく、重要なそのコーナーまでに最前線にポジショニングしておく必要がある。脚力とテクニックが生かされてはじめて、ユイの壁への挑戦権を手にする。大柄なアシスト陣がエースを風から守り、ユイの上りで勝負を託す人間模様もしっかりと見届けたい。

なお、全行程は194.2km。前回から8kmほど短くなっている。

そんなレースの最大の焦点となるポガチャルの走り。昨年も優勝候補として臨んだが、ユイの壁で不発。12位に終わっており、今回はリベンジに燃えている。コースの特性はもちろん把握しているし、4月に入ってからのロンド・ファン・フラーンデレン、アムステルゴールドレースでの圧倒的な登坂力を見る限り、ユイの激坂にも十二分に対応するはずだ。何なら、クロード・クリケリオンコーナーから放つアタック一発で勝利を射止める姿が想像できてしまうほど。UAEチームエミレーツは早い段階からプロトンを統率し、レースを進めていくものと予想される。

他の選手たちだって、ポガチャルの強さに屈服してばかりではいけない。アムステルゴールドレースで懸命に食らいついたベン・ヒーリー(EFエデュケーション・イージーポスト)は、ニールソン・パウレスとの共闘で上位進出を目指す。同様にポガチャル、ヒーリーと競ったトーマス・ピドコックイネオス・グレナディアーズ)は、2年前のこの大会で6位。高い適応力で今回は優勝争いに加わる。

ラ・フレーシュ・ワロンヌ

強力なメンバーが勢揃い

フランス勢も強力だ。ダヴィド・ゴデュグルパマ・エフデジ)は、パリ〜ニースでポガチャルと好勝負を演じたのが記憶に新しい。ブノワ・コスヌフロワAG2Rシトロエン)も、しっかりと調子を合わせてきている。

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