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サイクル ロードレース コラム 2023年4月27日

5.6 ジロ・デ・イタリア2023開幕!栗村さんとサッシャさんがその魅力を語り尽くす

サイクルロードレースレポート by J SPORTS 編集部
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日本人選手の活躍も期待したい

サッシャ:やっぱり日本人選手にもっともっと海外で活躍してほしいなと。今、新城幸也選手も頑張ってくれてます。今日の段階ではまだ出場選手が発表になっておりませんので、新城選手が出る可能性も全然ゼロではないんですけど、もっともっと日本人選手が、この世界のトップの大会に出るためには栗村先生、どうしたらいいか教えてください。

栗村:まず前提として新城選手は、日本のエース選手なんです。

サッシャ:石垣島出身。

栗村:彼はもう本当に10年以上、その世界のトップレースに君臨しているんです。

サッシャ:38歳。

栗村:逆に言うと、新城選手を超える選手が出てきてないんです。日本人で。日本のレース界の一つの問題は、第二の新城というか新城選手を超える選手の発掘、育成が大事だと。

サッシャ:連続性が起きてないってことですね。

栗村:はい。これがまずベースにあります。じゃあ、どうしたら海外の強豪国のように発掘・育成が効果的に効率的に行えるかっていうのが我々の課題です。正直、これはまだ正解は見つけられてないんですけど、諸外国の例を考えると、いくつか要素があって。当たり前なんですけどもスポーツの世界なので、まず才能を見つける。他の競技との人材の奪い合いみたいなのはスポーツの世界にある。もちろんサッカーがうまい子が全員、自転車が速いわけじゃないので、競技特性はあるんですけど、全体的にやはり運動能力の高い人材が日本の自転車界に入ってくる仕組みをつくる。自転車レースをやることのメリットをしっかりと提示していく。あとは発掘した才能を効率的に育てることです。海外のレースを走らないと最終的にはダメなんですけど、今、その前の段階としてロードレースの選手なんだけど、トラック競技、例えば競技場でやる競技だったり、最近はシクロクロスなどオフロード系の種目があるんですよね。意外とロードレースじゃない種目を若い時にやっていた子が世界のトップランカーになって、ロードに転向すると伸びる。

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