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サイクル ロードレース コラム 2023年2月28日

【Cycle*2023 UAEツアー:レビュー】レムコ・エヴェネプールが世界王者の貫禄! 今季最大目標のジロ制覇へ、UAEツアーで確かな第一歩となる個人総合優勝 スプリンターナンバーワンはメルリールに

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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J SPORTS サイクルロードレース【公式】

【ハイライト】UAEツアー 第7ステージ|Cycle*2023

その“スプリンターナンバーワン決定戦”が第1ステージが繰り広げられると思いきや、大波乱の開幕に。北からの風がプロトンを崩し続け、リアルスタート直後から各所でエシェロンが形成される状況に。出遅れた選手たちが一度はメイン集団に復帰したものの、残り29kmでスーダル・クイックステップが仕掛けるとまたしてもプロトンは混乱に陥った。

結果的に最前線で勝負できたのは13人。エヴェネプールのほかに、チームメートのティム・メルリール、カレブ・ユアン(ロット・デスティニー)、マーク・カヴェンディッシュ(アスタナ・カザクスタンチーム)らが入り、そのままチームTT状態でフィニッシュまで到達。最後はメルリールとユアンが同時にフィニッシュラインへハンドル投げ。15分を超える写真判定の末に、オープニングウィナーはメルリールに決まった。

UAEツアー:横風で分断されたプロトン

「誰もが知る通り、カレブは強いからね。でも自信はあった。勝者が決まるまで時間がかかったけど、それだけの価値のある素晴らしいレースだったね」(ティム・メルリール)

スーダル・クイックステップは、この時点で今大会の主導権を握ることに成功した。個人総合がかかるエヴェネプールもトップグループで走り終え、ライバルの多くに51秒もの差をつけたのだ。

彼らの勢いは、第2ステージの走りにも生かされた。17.3kmのチームタイムトライアルは、EFエデュケーション・イージーポストが長く一番時計に君臨。この種目を得意とするチームが次々と後れを取り、EFのライダーたちも勝利を信じてホットシートに座り続けていた。しかし、そんな彼らの希望を打ち砕くように、スーダル・クイックステップの走りが冴えた。

前半こそリズムが合わなかったものの、中盤以降に修正。前日の勝利でリーダージャージを着ていたメルリールも積極的に牽引役を務め、終わってみれば1秒差でEFエデュケーション・イージーポストを上回った。

チームTTを終えた段階でリーダージャージはルーク・プラップ(イネオス・グレナディアーズ)に移ったが、同タイムで続いたエヴェネプールにしてみれば優勢なのも同然だった。

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