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バスケット ボール コラム 2020年5月20日

「困難しかない!」今プロスポーツチーム運営は! 山野勝行(Bリーグ アースフレンズ東京Z 代表)×坂本竜介(Tリーグ T.T 彩たま 執行役員監督)×谷口廣明(スポーツアナウンサー) 困難突破トーク

J SPORTSプロデューサーコラム by 杉山友輝(J SPORTSプロデューサー)
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BリーグとTリーグでの「コラボイベント」開催を!

山野氏

驚かされたのは山野氏のスピード感。対談終了後、すぐにオンライン飲み会のスケジュールを調整した。

谷口:チームを運営するということの醍醐味はどのあたりでしょうか?
山野:日々大変なこともありますが、ホームアリーナで多くのファンの皆さんと、一緒に試合に勝つ喜びを味わう、あれに勝ることはないですね。まだ優勝という経験がないので、それを味わったらまた違うのかもしれませんが、昨シーズンは連敗のあとに勝った際、万歳三唱が起きたり、選手、演出チーム、チア、ファン、みんなで勝利を喜ぶ瞬間はそれまでの苦労が吹き飛びます。そしてありがたいことに、平均入場者数は年々増えていて、4年前の開幕戦は300人でしたが、昨シーズンの最終戦は2,000人を超えたんです。

坂本)私も山野さんとまったく一緒です。勝った時は最高、負けたときは最悪。
監督としても運営としても、勝利の喜びに勝るものはありません。卓球は個人スポーツなので、個人戦で勝ったときに選手は監督とコーチくらいしか喜びを分かち合えないのですが、Tリーグは団体戦なので、みんなで一緒に喜びを分かち合えます。選手もそれはとてもうれしいようです。

谷口:コロナの終息後、チャレンジしたいことはありますか?

山野:毎年様々なチャレンジはしていて、昨シーズンは「Zboyz(ゼットボーイズ)」という応援ユニットができました。来シーズンのキーワードは「オンラインとオフラインの融合」。これまでは試合会場のコンテンツをどうするか、飲食はどうするかなどリアルのことしか考えていませんでしたが、来シーズンはオンラインでの新たなチャレンジも考えたいです。

坂本:Tリーグは今年3シーズン目に突入します。これまでの2シーズンはリーグ側が運営をしていましたが、新シーズンからはチームや母体が運営をしていくことになります。卓球は競技人口が多いけれど、Doスポーツとして認知されていて、お金を出して見に行くという人が少ないんです。少しずつ増えてきてはいるものの平均1,200-1,300人とやはり少ないです。「エンターテインメント」をキーワードに、さらに集客できるよう考えていきたいです。
山野さん、屋内スポーツという共通点を活かして、是非TリーグとBリーグのコラボ企画で一緒に試合をやりませんか? お互いのファンが、お互いの競技を見てファンを増やしていけるように、どうですか?

山野:それはいいアイデアですね! さっそくオンライン飲み会で、話し合いましょう(笑)


コロナウイルス終息後の「進化した世界」に向けて

谷口:シーズンを待ちわびているファンに、メッセージをお願いいたします。

山野:私もTリーグの試合を見たこともありますし、是非試合を一緒にできたらいいですよね。ここから新たな未来をつくっていけるよう「何のため」にやっていくかを貫いて、ファンの皆様に応援していただきながら、頑張っていきたいと思います。

坂本)日々進化、日々変化です。いつになったらコロナが起こる前に戻るだろうか?ということではなく、コロナが終息した際にさらに進化した世界になれるように、努力していきたいです。そしてやはり、皆さんとスポーツを楽しんでいきたいです。

文:J SPORTS 杉山友輝

杉山友輝(J SPORTSプロデューサー)

杉山友輝(J SPORTSプロデューサー)

若手のADを見るとすぐに「メシくってるか?」という昭和臭いプロデューサー。担当競技は卓球・ラリー・ゴルフ。毎日自らで作ったカスピ海ヨーグルトを食べるのが健康法。ニックネームはスギP。

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