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千賀滉大(メッツ)
メッツの千賀滉大は現地5月25日(日本時間26日)、本拠地『シティ・フィールド』でのドジャース戦に先発登板。
大谷翔平との日本人対決でいきなり先頭打者本塁打を許すも、その後は所々でピンチを背負いつつも、要所を締める投球でスコアボードに『0』を並べた。結局、千賀は5回1/3を投げ、5安打1失点、5奪三振4四球の内容で、チームによる3-1の勝利に貢献し、自身今季5勝目(3敗)を挙げた。
これでエース右腕はこれで防御率を1.46とし、ナショナルリーグではドジャースの山本由伸を抜いてトップに躍り出た。
◆試合結果
ドジャース|1 0 0 0 0 0 0 0 0|1
メ ッ ツ|2 0 1 0 0 0 0 0 X|3
現地紙『デイリー・ニューズ』は試合後、電子版に掲載したレポート記事の冒頭で、この日の日本人対決について、「昨年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズの再戦となった日曜の試合は、日本vs.日本のバトルで幕を開けると、ショウヘイ・オオタニが試合開始第2球でホームランを放って最初のポイントを取った」とした。
その上で、「しかしながら、最終的にはコウダイ・センガが、その後はロサンゼルス・ドジャースを無失点に抑えてオオタニを上回った。メッツは時間を要することなく、その裏の攻撃でピート・アロンゾによる、2ラン本塁打によりリードを奪うと、センガとブルペンの力投により、シティフィールドでの日曜夜の試合で3-1の勝利を収めた」と伝えた。
『MLB.com』でメッツを担当するアンソニー・ディコモ記者も同様に、千賀と大谷の対戦に注目し、試合後に投稿した速報記事のタイトルを「センガはショウヘイの(本塁打を打った対戦投手)リストに載るも、それを振り払って勝利」とした。
そして、記事の書き出しを「コウダイ・センガにとって理想的な立ち上がりとはならなかった。日曜夜の初回に、同国のスーパースターと対戦したセンガは、ショウヘイ・オオタニが時速95マイル(152.9キロ)の速球を打ち返してシティフィールドの2階席に運んだ打球を振り返って見つめた」とした。
しかし、「その後、今季序盤のチーム全体による勢いのクオリティを体現しているセンガは、その本塁打を脇に押しやると、自身の仕事を完遂し、メッツがドジャースに対して3-1で勝利した試合で6階途中まで投げた」と、右腕の力投を伝えた。
一方、現地局『CBSスポーツ』は、試合後に電子版に掲載した試合のレポート記事の中で、「鍵となるスタッツ」として、「センガはオオタニに本塁打を喫するまで、202打者連続、そしてキャリアハイとなる8試合連続で被本塁打なしだった」点を挙げている。
J SPORTS 編集部
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