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野球 コラム 2024年6月10日

【ハイライト動画あり】福井工業大学、接戦を制し桐蔭横浜大学に勝利。全日本大学野球選手権 1回戦

野球好きコラム by 大島 和人
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福井工業大学vs.桐蔭横浜大学

6月10日に開幕した第73回全日本大学野球選手権大会。初日は明治神宮野球場で3試合、東京ドームで4試合が行われる。

神宮球場の第1試合は、45回目の出場となる福井工業大学(北陸大学野球連盟)と、9回目の出場となる桐蔭横浜大学(神奈川大学野球連盟)の対戦だった。

桐蔭横浜大は1回裏、1番・山崎隼の二塁打などで無死1・3塁のチャンスを作る。3番・梅澤蒼空(1年/藤沢翔陵)は遊ゴロ併殺に倒れたが、ここで三塁走者が生還して1点を先制する。

元広島、阪神の町田公二郎監督が率いる福井工大も反撃。4回表一死1塁から5番・大西良来(4年/工大福井)がライトに逆転2ラン本塁打を打ち込む。

福井工大は6回裏にも幸運な追加点を挙げた。8番・池邉由伸(2年/明徳義塾)は一死1・2塁から一ゴロを放ち、3→6→3の併殺かと思われたが、ここで一塁への転送が乱れて三塁走者が生還する。

桐蔭横浜も6回裏に4番・加田拓哉(4年/帝京)のレフト前タイムリー安打で1点差に追い上げ、さらに死球で二死満塁として福井工大の先発左腕・三木健瑠(4年/名古屋国際)を追い込む。

福井工大は2年生左腕の藤川泰斗(2年/西城陽)がこのピンチを抑え、7回以降も好投。3回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せる。拮抗した接戦は、福井工大が3-2で逃げ切った。

◆試合結果
福井工業|0 0 0 2 0 1 0 0 0|3
桐蔭横浜|1 0 0 0 0 1 0 0 0|2

◆投手
・桐蔭横浜:高田恭平(4年/壱岐)、甲斐一馬(3年/郁文館)、伊吹聖矢(4年/帝京第五)
・福井工業:三木健瑠、藤川泰斗

◆本塁打
・福井工業:大西良来(2ラン・4回)

文:大島和人

第73回 全日本大学野球選手権大会 1回戦~神宮球場~

【ハイライト動画】福井工業大学 vs. 桐蔭横浜大学|接戦を制したのは福井工大

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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