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野球 コラム 2024年4月15日

吉田正尚、本拠地で久々の一発となる第1号本塁打。地元メディアは復調に期待を寄せる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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吉田正尚(レッドソックス)

ボストンの和製スラッガーが遂にギアを上げ始めたようだ。

レッドソックス吉田正尚は現地4月14日(日本時間15日)、本拠地フェンウェイパークでのエンジェルス戦に「6番・指名打者」でスタメン出場すると、6回の第3打席に今季1号2ラン本塁打を放つなど、3打数1安打2打点1四球のプレーでチームの勝利に貢献した。結果的に、吉田の2ラン弾が決め手となった試合は、レッドソックスが5-4で勝利し、2連勝でシリーズ勝ち越しを決めた。

地元メディアの『NESN』(ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク)は試合後、電子版に吉田の今季1号を伝える記事を掲載し、その冒頭で、「レッドソックスは、今季単打は問題なく打てているマサタカ・ヨシダからは、もっと強力なスイングを期待していた」と前置き。

そして、「ボストンの指名打者は日曜のロサンゼルス・エンジェルスとのシリーズ最終戦で、力強いストロークを取り戻した」とした上で、「ヨシダは今季初ホームランを放ち(シーズン序盤ながら、これは彼による今季わずか3本目の長打だった)、結局この6回裏の2ラン弾がボストンによる5-4の勝利での違いとなった」とした。

また、「ヨシダがフェンウェイパークで、ダイアモンドを1周するのは、昨季の7月25日以来のことだった」と、吉田による今季1号にして、本拠地での久々の一発を伝えた。

さらに記事では、「この左打者は打席で調子を取り戻しているように見えるが、レッドソックスのアレックス・コーラ監督もそう見ているようだ」とした。

その上で、同監督による「彼が最初に打った打球も、夏であれば柵越えとなっていたかもしれない。少しずつ、だね。我々は彼が(長打を)打てるのは分かっている。単に時間の問題なんだ。彼がハマっていると、見ていて楽しいね」とのコメントを伝えている。

続けて、「レッドソックスはトレバー・ストーリー(左肩脱臼で全治6ヶ月)がシーズン終了となった今、ヨシダがさらに向上し続けることを必要とするようになる」と、今後高まることになるであろう吉田の重要性について論じた。

その上で、「昨季ヨシダは通常、3番かクリーンナップのスポットで打っていたが、今季は打順を最も低い時で7番まで下げている」と現状について触れつつ、「ヨシダは打順を元に戻す上で、一貫性のあるパワーを見せなければならない」とした。

現在、レッドソックスは9勝7敗でアメリカン・リーグ東地区3位につけているが、独走状態に入りつつある首位のヤンキース(12勝4敗)を視界に留めておく上で、やはりこの男の復調は不可欠である。

J SPORTS編集部

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