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野球 コラム 2024年4月11日

菊池雄星、6回3安打1失点9奪三振の好投。「キクチは正真正銘の本物」と現地メディアが絶賛

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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菊池雄星(ブルージェイズ)

トロントの日本人左腕が躍動している。ブルージェイズ菊池雄星は現地4月10日(日本時間11日)、本拠地ロジャースセンターでのマリナーズ戦に今季初勝利を期して先発登板すると、6回89球を投げ、3安打1失点、9奪三振2四球とクオリティスタートの快投を披露。

試合は延長の末、ブルージェイズが1-6で敗れ、左腕に勝敗はつかなかったが、これで今季の防御率は2.30となった。

地元紙『トロント・サン』は試合後、電子版に「あらゆる予想を覆し、ユウセイ・キクチはブルージェイズにとって一線級の先発投手となった」と題した記事を掲載し、その冒頭で「ユウセイ・キクチがジョークの落ちとなる日々は完全に終わった」と前置き。

その上で、「余りに多くの息詰まるイニングがあり、余りに多くの疑問符がつき、そしてダウト(疑い・懸念)が彼のミドルネームとなるなか、ほぼ全ての予想を覆す形で、キクチはブルージェイズにとって先発ローテーションの上位に位置する類の先発投手となるまでになった」と評した。

続けて記事では、「単にどこか適当な試合で先発してくれそうな投手でも、4人しかいない先発ローテーションにおける5人目の先発投手でもなく、キクチは正真正銘の本物になったのである」とした。

そして、「15球団あるアメリカンリーグにおいてトップ20入りする先発投手となり」「スタッツ的な数字では、ア・リーグのほぼ全チームで先発ローテーションのトップ2に入る投手となった」と左腕を称賛した。

また、記事ではジョン・シュナイダー監督による「彼は投手として進化した」とのコメントを伝えつつ、「キクチは彼の成功には『スライダーの調整』が大きく寄与しているとした」と、菊池本人の言葉を引用しながら好調の要因を説明。

さらに、「彼は以前、マウンド上で普通とは異なっていたが、今は試合後のインタビューで普通とは異なる姿を見せている」と前置きしつつ、「彼は英語で質問を聴きつつ、その質問が翻訳されるのを待たずに日本語で答えているのである」とした。

その上で、「その姿は私に、全ての英語の質問に対し、通訳の言葉を待たずにスペイン語で答えていた昔のボクサーのロベルト・デュランを思い出させる」と、1980年代が全盛期だった名ボクサーを引き合いに、最近のインタビューの様子について伝えている。

J SPORTS編集部

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