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野球 コラム 2024年4月9日

大谷翔平、1本塁打2二塁打の大暴れで今季初のOPS 1.000超え

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平(ドジャース)

ドジャースの主砲が長打量産体制に入ったようだ。

大谷翔平は現地4月8日(日本時間9日)、敵地ターゲットフィールドでのツインズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場すると、7回の第4打席に逆方向へ今季5号ソロ本塁打を放つなど、1本塁打、2二塁打の活躍でドジャースの4-2での勝利に貢献した。

これで二刀流スターは連続複数安打を自身のMLBキャリア最長となる5試合へ伸ばした。また、前日のカブス戦では二塁打と三塁打を1本ずつ放っているが、直近5試合で見ると3本塁打、1三塁打、4二塁打と、爆発的に長打を量産しており、4月の月間長打率はこれで.966となった。

なお、まだまだシーズンは始まったばかりだが、大谷の19安打と7二塁打はMLB全体で最多であり、3本塁打はナショナルリーグではトップと2本差の5位タイとなっている。

『MLB.com』は試合後に「絶好調のオオタニは『見ていてかなり最高』」と題したレポート記事を掲載し、二刀流スターによる「空高く上がったムーンショット」を伝えた上で、「まだドジャースの青を着て日が浅いながら、オオタニは瞬く間に、移籍に伴ってついてきた高い期待に沿えることを示した」とした。

そして、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督による「彼がバットを振ると、ボールが途轍もない速さで飛んで行くのを期待するし、彼はかっ飛ばすんだ。これは私にとってこれまで一度も見たことのないものだ。彼がストライクゾーンを支配し、彼にとってのニトロゾーンに投球が来たときは、彼にかなう打者は1人もいないね」とのコメントを伝えた。

さらに記事では、この試合に先発登板し、6回2失点の好投で勝利投手となった同僚のジェームズ・パクストンによる「て、言うか、見ていてかなり最高だよ。彼が理想的な形でボールを捉えると、ボールは時速105マイル(169キロ)以上で飛び出して行くんだ。これはかなり驚きだよ。彼がどれだけ速くスイングし、どれだけ速くボールを飛ばしているか、と言うことがね。彼が仲間でうれしいね」との言葉を伝えた。

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