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野球 コラム 2024年3月11日

【横浜好き】ベイスターズ、空白の278回2/3。ローテーションの穴を埋める先発候補をチェック

野球好きコラム by 大久保泰伸
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3月6日の千葉ロッテ戦では、先発して4回4安打無失点で勝ち投手と、先発、中継ぎ、抑えの全てのポジションで起用されて結果を残しています。二軍戦を含めて2試合連続で失点していた小園ですが、先発で無失点と修正能力の高さを見せ、三浦大輔監督も「前進している」と評価を上げています。

小園と同期入団の深沢鳳介も練習試合2試合を含めた3試合に登板し、計7イニングで防御率0.00と好投していましたが、3イニング登板予定だった2月25日の東北楽天戦を右肘の張りで2回降板となり、リハビリ組に合流で開幕ローテ争いから脱落してしまいました。

森唯斗と中川颯のパ・リーグからの移籍組は、中川が練習試合を含めた3試合計11イニングを投げて防御率0.00に対して、森唯は練習試合の2試合では計5イニングで無失点でしたが、3月2日の古巣ソフトバンクとのオープン戦では3回9安打5失点と明暗が分かれています。

中川はセ・リーグでは希少なアンダースローの右腕で、出身地である横浜スタジアムで凱旋登板となった3月6日の千葉ロッテ戦では、内野ゴロの山を築いて4回無失点の好投で開幕ローテ入りに一歩前進しています。古巣に打ち込まれた森唯も、3月9日に行われたオイシックス新潟アルビレックスBCとの練習試合で先発して5回4安打1失点の好投で生き残りへアピールしています。

新外国人のジャクソンも練習試合を含めた3試合登板(うち2試合が先発)で計7イニングを投げて防御率0.00。3月9日の埼玉西武戦では、先発して4回2安打無失点、5奪三振の快投で、広島との開幕2戦目の先発が濃厚になったと報道されています。

他にも昨年の現役ドラフトで移籍した佐々木千隼のように、現状ではリリーフの可能性が高そうですが、先発の経験がある投手もいます。開幕まで20日を切り、空白となった278回2/3を巡る争いは、最後まで続きそうです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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