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野球 コラム 2023年12月1日

大谷翔平、打撃改善の余地を示す意外なデータとは

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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しかし、アドラー記者によると「2023年にオオタニは、ストライクゾーン内でエッジではなく、打者が最もダメージを与えられる投球である真ん中付近の投球の約73%に対してスイングした。こうした投球の3/4に対してスイングしているのは、多いように見えるが、実のところ、これはメジャーリーグでは全体の中位くらいなのである」とのこと。

続けて同記者は、「オオタニは同じくエリート級打者であり、ゾーン真ん中の投球に対してメジャーリーグ最高の91%スイングしたコリー・シーガーを模範とすると良いだろう。あるいは、86%スイングしたフレディ・フリーマン、あるいは83%スイングしたブライス・ハーパー、または長年のチームメイトであり81%スイングしたマイク・トラウトを見習うのも良い」としている。

こうして数宇を示されると首肯せざるを得ない。しかし、裏を返せば、他のトップレベルの打者と比較すると、2023年の大谷は「より甘い投球を見逃し」つつ、最後の1ヶ月はプレーしなかったにも関わらず、本塁打王のタイトルを獲得したのである。打者に専念する来季の大谷が、シーガーやフリーマンばりに甘い球をスイングすれば、60本の大台も十分視野に入ってくるような気がする。

恐らく大谷自身も、その辺のところは重々承知しているのだろうが、来季のチームメイトは、くどくなり過ぎない程度に、この点について本人の周りで囁いて欲しいものである。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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