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第3戦 ダイヤモンドバックスvs.レンジャーズ
キャリア最高の舞台で、キャリア最高のパフォーマンスを見せたメリル・ケリーの快投により、ダイヤモンドバックスが1勝1敗の五分に戻したワールドシリーズは、アリゾナへと戦いの場を移し、チェイスフィールドにて第3戦が行われる。
◆ワールドシリーズ第2戦 試合結果 Dバックス |0 0 0 2 0 0 2 3 2|9 レンジャーズ|0 0 0 0 1 0 0 0 0|1
今回のワールドシリーズは、本塁打攻勢の空中戦を得意とするレンジャーズと、スモールベースボールが持ち味のダイヤモンドバックスという好対照のチームが覇権を争う構図となっており、実際これまでの2戦は、それぞれ強みを発揮したチームが勝利を収める展開となっているため、アリゾナでの3連戦も、大雑把に表現すると「レンジャーズの打棒vs.ダイヤモンドバックスの走力」が勝負の焦点となる。
なお、『MLB.com』によると、「これまでベスト・オブ・セブン(4戦先勝)のシリーズが1勝1敗で並んだ場合、第3戦で勝利したチームは99回中68回(69%)そのシリーズを制している」とのことで、データからは、次の1勝は両チームにとって単なる1勝以上の重みを持つことになる。
そんな第3戦には、史上最多を更新したケテル・マルテのポストシーズン連続安打記録や、このポストシーズン敵地で8戦全勝としているレンジャーズのロード連勝記録など、いくつかのストーリーラインは用意されているが、大きなみどころを一つ挙げるとしたら、チームカラー同様、対照的なマッチアップとなる両先発投手ということになるだろう。
レンジャーズのマックス・シャーザーは、言わずと知れた将来の殿堂入り投手であり、ポストシーズンの実績も十分ながら、この10月は本調子を取り戻すのに苦労している。
対するダイヤモンドバックスのブランドン・ファートは、ルーキーながらこのポストシーズンは出色のパフォーマンスを披露しており、フィリーズとのナショナルリーグチャンピオンシップシリーズでは、先発登板した第3戦と第7戦で快投し、ワールドシリーズ進出に大きな役割を果たしている。
注目ポイントはこの2人が何回まで投げられるかである。シャーザーはアストロズとのアメリカンリーグ チャンピオンシップシリーズ第3戦では4回、そして第7戦では2回2/3と、いずれも役割を果たせていない。
しかし、ブルース・ボウチー監督は第3戦を前に、「彼は長いイニングをもたらしてくれるかもしれない。これについては、彼と話し合った。彼はいつも通りの調子で、快調に投げられている。100球以上みたいな、これまでと同じというわけにはいかないかもしれないが、それに近いくらいは行くだろう」と、大ベテランの調子が上向きであることを示唆している。
一方、ダイヤモンドバックスのトロイ・ロブロ監督はこれまで、先発ファートの起用を打順で2巡前後に限定していたが、第3戦に臨む進境著しいルーキーについて、「これまで打者18人、プラス・マイナス4人ほどでやってきた」と述べた。
そして、「シーズン終盤はこのやり方でやってきたし、今後もその方針を続ける予定だが、彼は実力の高さを見せているし、試合のもっと深いイニングまで投げられる権利を手にしているので、試合の展開を読みながら対応しようと思う」と、打者18人制限を解く可能性について言及している。
J SPORTS 編集部
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