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【横浜好き】。連日の大観衆に沸いたハマスタ。週間MVPは週間打率.500の関根大気と、8回3失点10奪三振の東克樹。『週刊ベイスターズいいとこどり』
野球好きコラム by 大久保泰伸横浜DeNAベイスターズ
連日の大観衆に沸いたハマスタで、ベイスターズが息を吹き返しました。5月20日のヤクルト戦では球場史上最多の3万3266人を動員し、21日には今季両リーグ最長となる4時間53分の激闘。雨天中止がもったいないと思えた先週の5試合、いいところを探していきましょう。
◆試合結果
16日(火)5-7 広島 ●バウアー
17日(水)7-4 広島 ○伊勢/S山崎
18日(木)13-3 広島 ○東
19日(金)中止 ヤクルト
20日(土)5-3 ヤクルト ○ウェンデルケン/S山崎
21日(日)3-3 ヤクルト
バウアーが2試合連続7失点の炎上で始まった広島との3連戦。前週からの連敗は6に延びたが、序盤の7点ビハインドから、山本祐大のプロ初本塁打となるバックスクリーン弾などで2点差まで追い上げた打線の頑張りが、翌日以降につながった。
17日の第2戦では常に先行を許す展開ながら、牧秀悟が初回の逆転2ランと8回の再逆転となる3ランで5打点と、これぞ4番の働き。ソトのNPB通算150号となるダメ押しの本塁打も飛び出した。先発の石田健大は5回4失点で降板したが、三嶋一輝とウェンデルケンが無失点でつなぎ、1点ビハインドの8回に登板した伊勢大夢が今季2勝目。山崎康晃は5月3日以来となる10セーブ目をマークした。
18日には先発の東克樹がセ・リーグ記録にあとひとつとなる7者連続奪三振を記録するなど、8回3失点、10奪三振の熱投で今季4勝目。2回に4点、6回には打者13人の猛攻で8点と、2度のビッグイニングを作った打線では、関根大気と桑原将志がともに5安打を記録。佐野恵太は自身6試合ぶりの本塁打となる3ランと2つの押し出し四球で5打点、牧と宮崎敏郎も2打点ずつをマークし、チームは4カードぶりの勝ち越しとなった。
初戦が雨天中止で2連戦となったヤクルト戦では、2日連続で3万3000人を超える観衆の中、外野手2人が大暴れした。20日は関根が先制、決勝と2本のタイムリーで勝利に貢献。3番手で1イニングを抑えて来日初勝利をマークしたウェンデルケンとともにお立ち台に立った。タイムリーを含むマルチ安打を記録した宮崎は、7回の打席で前のイニングからの牧、佐野に続く死球を受けて激昂。両チーム入り乱れての乱闘騒ぎとなり、警告試合となった。
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