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菊池雄星(ブルージェイズ)
菊池雄星は現地5月14日、本拠地ロジャースセンターに難敵ブレーブスを迎えた一戦に今季6勝目を期して先発登板するも、4回0/3を投げ、3被弾を含む9安打5失点(自責4)、7奪三振無四球の内容で降板し、前回に続くクオリティスタート達成はならなかった。
試合はブルージェイズが9回サヨナラの6-5で勝利したため、菊池は敗戦を免れ今季無敗はキープした。これで、左腕の今季成績は5勝0敗、防御率3.89となった。
◆試合結果
ブレーブス |1 1 2 1 0 0 0 0 0 |5
ブルージェイズ|0 3 0 1 0 0 0 0 2X|6
現地局『FOXスポーツ』は同日付で電子版に「ブルージェイズのユウセイ・キクチはアトランタに苦戦」と題した記事を掲載し、冒頭でこの日の菊池の成績を振り返った上で、「キクチは7奪三振をマークしつつ、投げた4イニング全てで最低1失点を喫するも、ブルージェイズが9回にアトランタをサヨナラ勝ちで下したことから、敗戦の責からは解放された」とした。
また、「今季、左腕は伸るか、反るかという類の選手となっており、先発した8試合のうち、5試合は自責点1以下に抑えているものの、それ以外の3試合では4失点以上喫している」と伝えている。記事では、菊池の次回登板について、「キクチは暫定的に登板が予定されている週末のオリオールズとの3連戦で、再び軌道に乗ることを目指す」としている。
一方、『MLB.com』でブルージェイズを担当するキーガン・マセソン記者は、試合後に投稿したレポート記事の中で、「今季のブルージェイズは、逆転を十八番としており、逆転で10勝を挙げているが、これについてブルペンは感謝されるべきだろう」と前置き。
その上で、「アンソニー・バス、ジェイ・ジャクソン、トレバー・リチャーズ、そしてネイト・ピアソンは、わずか5回途中で3本塁打を含む9安打を許したユウセイ・キクチによる難しい先発登板を引き継ぐなか、合わせて5イニングを無失点に抑えるリリーフで、チームを試合に留めることに貢献した」と、菊池の乱調を救ったブルペンの好投について振り返った。
続けてマセソン記者は、今季の菊池について「キクチにとって被本塁打は問題となっており、彼の11被本塁打は、今季MLBで4位タイの多さとなっている」としつつ、「しかし、それは投手によっては難しい調整となる。と言うのも、キクチが攻撃的な姿勢を失っていないのは重要なことだからだ」と、暗にこの試合での7奪三振無四球を評価した。
J SPORTS 編集部
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