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野球 コラム 2023年4月11日

ダルビッシュ有、今季初黒星も指揮官は「通常目にする彼の姿に戻った」と評価

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ダルビッシュ有

勝利、あるいはクオリティスタートという結果には繋がらなかったが、ダルビッシュ有がシーズン開幕後2試合目の先発登板で、本調子に近付いていることを印象付けた。

パドレスのエースは現地4月10日(日本時間11日)、敵地シティフィールドでのメッツ戦に先発登板。マックス・シャーザーとのMLB屈指の右腕対決で好投を見せるも、打線の援護に乏しく、アンラッキーな被安打もあって、7回途中で104球を投げ、6安打5失点、5奪三振1四球としたところで降板となり、最終的にパドレスが0-5で完封負けを喫したことで、敗戦投手となった。

黒星こそついたものの、ポジティブな兆候の見られる登板となったことから、『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、試合後、「ダルビッシュにとって物事は平常になりつつある」と題した記事を投稿し、その副題を「エース右腕はWBC後、2度目の先発で最上級の投球を見せる」とした上で、記事の本文で、「彼の月曜のパフォーマンスは、彼がいつもの自分自身に戻りつつあることを示した」と伝えた。

記事によると試合後、ボブ・メルビン監督はダルビッシュのパフォーマンスについて、「彼の投球は試合全体を通じて良かったと思う。彼に球数(104球)を投げさせ、良い感触をつかんでもらうことができて良かった。彼は我々が通常目にする彼の姿に戻ったと思う」と述べたとのこと。

また、昨季ナ・リーグの首位打者であり、この試合で3回にダルビッシュから先制の2点適時二塁打を放ったジェフ・マクニールは、「彼はとても良い投球をした。彼は僕に対してあの時、一度だけミスを犯し僕は2点を返すことができた。とは言え、彼は最高の投手の1人だ。上手くボールを回転させるし、僕らのバランスを崩していた。彼は良く投げたよ。今夜の僕らは、とにかく大きなヒットを打つことができたんだ」と述べている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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