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大谷翔平
現地4月9日(日本時間10日)にエンジェルスタジアムで行われた、エンジェルスとブルージェイズによるシリーズ最終戦で実現した大谷翔平と菊池雄星による『花巻東対決』は、3回に今季3号となる2ラン弾を放った後輩の二刀流スターに軍配が上がった。
現地放送でも、この同門対決の構図を承知していた模様で、左中間へ本塁打を放った大谷が悠々とダイアモンドを回る際、「弟のオオタニが兄のキクチから柵越えを放ちました」と実況。菊池はこの他にも2本の本塁打を浴びるなど、最終的に4回1/3(99球)を投げ、9安打6失点、6奪三振1四球で降板となった。
現地局『CBSスポーツ』は試合後、電子版に菊池の投球内容を伝える速報記事を掲載し、その中でこの日の左腕のパフォーマンスについて、「顕著なハードコンタクトを許すも、14回の空振りも生み出しはした」と手短に振り返り、次回登板について「次の週末のレイズ戦になるだろう」と伝えた。
なお、試合はエンジェルスが菊池から奪った6点のリードを守り切れない予期せぬ(あるいは薄々予感していた)展開となり、終盤は追加点の応酬となるなか、最後は延長の末、12-11でブルージェイズが勝利した。このため、菊池に勝敗はつかなかった。
エンジェルス側からすると、思わぬ(?)「投壊」により勝てる試合を落としたことから、現地紙『オレンジカウンティレジスター』は、試合後、電子版に掲載した試合のレポート記事の冒頭で、「エンジェルスは日曜にトロント・ブルージェイズに対し、10イニングで191球を投げた」とし、続けて、「カルロス・エステベスとリード・デトマーズには、それぞれやり直したい1球があった」と、敗戦投手と先発投手に悔やまれる投球があったことを要約した。
一方、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は、試合のレポート記事の冒頭で「162試合のシーズンで、まだ9試合を終えたばかりだが、ブルペンはシーズン序盤のエンジェルスでちょっとした問題となっている」と、この試合の敗因を示唆した。
なお、記事ではエンジェルスが勝ち越しを許した7回は、ブルージェイズによる得点のほとんどが、弱いコンタクトにより生まれたものであることから、「フィル・ネビン監督は試合後に受けた『ブルペンを懸念しているか』との質問を払いのけた」と伝えている。
ボリンジャー記者は同監督による「この試合で違いを生んだ要素はたくさんある。ただ、私は我々のチームの奮闘が気に入っている。もし、あのようにプレーして、これまでやってきた数々の良いプレーを出していけば、我々はかなり多くの試合で勝てるだろう」とのコメントで記事を締め括っている。
J SPORTS 編集部
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