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野球 コラム 2023年2月21日

鈴木誠也、現地メディアの「2023年に躍進を遂げる打者」に選ばれる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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今季の飛躍が期待される鈴木誠也

『MLB.com』が今年MLB 2年目を迎えるカブスのスラッガーの躍進を予想している。同サイトは先週、「2023年に躍進を遂げる打者」と題した記事を掲載し、「今季、大躍進のパフォーマンスを見せ、野球の地図に自身の地位を築くであろう5人」を紹介し、その1人に「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」の侍ジャパンに選ばれている鈴木誠也を選出した。

記事では2023年シーズンを迎える和製スラッガーについて、「鍵となるスタッツ」として、「昨季終盤7週のwRC+ 155」という数字を挙げ、「スズキのメジャーにおけるデビューイヤーは、3区分することができる」とした上で、「ホットな出だし、迫力を欠いた中盤、そして有望なフィニッシュ」と、鈴木の2022年を簡単に振り返った(wRC+: 平均よりどれだけ多くの得点を生み出しかという指標。155は平均より55%多く得点を生み出している)。

さらに記事ではその昨季の3区分を深掘りし、「ホットな出だし」について、鈴木は「4月におけるナショナルリーグでトップのルーキー」だったとし、「見事なストライクゾーンの見極め」と「MLBで五指に入ったバレル率(長打になりやすい打球を打つ指標)」について言及。

次に、「迫力を欠いた中盤」に関しては、「対戦する投手たちが直ちに対応し、緩急をつけ、変化球を多くし、速球を高めに投じるようになった」ことから、「27歳にとって、対応するための期間が長期化した」と説明。

しかし、突き指による離脱から復帰した後のシーズン終盤の鈴木は、「チェースレート(ボール球を振る率)が22.3%、バレル率が15.1%、wRC+が155と、何れも(同期間で)120打席以上のナ・リーグの打者ではトップ10に入る数字」だったことから、「最初の1ヶ月に見せたスズキの一面が垣間見えた」とした。

そして、昨季を通した鈴木による「WAR 2.0とwRC+ 116という数字は有用である(WAR: 総合的な貢献度を表す指標)」ことから、「スズキのルーキーシーズンを定義すると『良』だった」と評価しつつ、「彼のスイング判断のクオリティと安定的に強い打球を飛ばせる能力を鑑みると、彼はまだその才能の片鱗を見せているだけに過ぎないように感じる」と、さらなる躍進に対する期待を滲ませた。

ちなみに、鈴木以外では、マーリンズのブライアン・デラクルーズ、カージナルスのノーラン・ゴーマン、ホワイトソックスのアンドリュー・ボーン、そしてブルージェイズのドールトン・バーショが、今季躍進しそうな打者に選ばれている。

J SPORTS編集部

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