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2年連続のMVPはなるか?
エンジェルスの二刀流スターが順当にアメリカンリーグMVPの最終候補に名を連ねた。現地7日、全米野球記者協会は各リーグのMVP、新人王、最優秀監督賞、そしてサイ・ヤング賞の最終候補3人を発表し、ア・リーグMVPの最終候補には大谷翔平、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、そしてヨルダン・アルバレス(アストロズ)の3人が選出されたことが明らかになった。
『MLB.com』は同日付で各賞の最終候補者選出を伝える記事を掲載し、ア・リーグMVP候補の大谷については、「現ア・リーグMVPは、歴史的な二刀流の2021年に続き、22年も今一度スーパースター的シーズンを送った」と今季の活躍を評した。
その上で、「オオタニはワールドシリーズ時代で初めて打者と投手の両方でリーグの規定に達した選手となった」とし、さらに「彼は打者として34本塁打、11盗塁、95打点をマークしつつ、投手として防御率2.33、219奪三振を記録した」と2年連続となる歴史的な二刀流のシーズンを振り返った。
一方、MVPに最も近いと目されるジャッジについては、「ジャッジによる歴史的なシーズンは、彼をMVPの本命にしている」とした上で、「彼は62本塁打を放って長きに渡り記録となっていたロジャー・マリスの61本を抜き、アメリカンリーグ本塁打数の新記録を作った」とし、さらに「ジャッジは三冠王も獲得しそうになり、ア・リーグ首位の131打点をマークしつつ、打率は.311で2位に入った」と、これまた歴史的なシーズンを送ったスラッガーの成績を振り返った。
また、ワールドシリーズ第6戦でアストロズに世界一をもたらす逆転3ラン本塁打を放ったアルバレスについては、「今年もアメリカンリーグにおけるエリート打者の1人となった」と評し、レギュラーシーズンの打率.306、37本塁打、97打点という成績を振り返った上で、「OPSで1.000越えをマークしたのは彼とジャッジのみ」であり、「アルバレスの1.019 OPSと187 OPS+(リーグ平均は100)はともにメジャーでジャッジに次ぐ2位だった」と伝えた。
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