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シーズン終了となったダルビッシュ有
少なくともシーズンを継続させたままサンディエゴへ戻るかと思われたパドレスだったが、試合最終盤に出た敵のスター選手による破壊的な一振りで、シーズン終了を余儀なくされることとなった。
パドレスは現地10月23日(日本時間24日)、負けたらシリーズ敗退が決まるフィリーズとのナショナルリーグ チャンピオンシップシリーズ第5戦に必勝を期し、エース・ダルビッシュ有の先発でエリミネーションゲームに臨むと、右腕の好投と7回の2得点で3-2とリードして終盤を迎えるも、結局このシリーズでMVPを獲得したブライス・ハーパーの逆転2ラン本塁打の前に沈んだ。
ダルビッシュは3回に二死から四球で走者を出したのち、フィラデルフィアへ戻ってからいきなり当たりだしたリース・ホスキンスに手痛い2ラン弾を浴びるも、最終的には雨の降りしきる難しいコンディションのなか、7回途中3安打2失点と好投して役目を果たし、リードした状況でブルペンへと繋げた。
7回無死2塁の状況でダルビッシュからボールを受け継いだロバート・スアレスは、このピンチを無失点で切り抜けるも、そのままマウンドに上がった8回に、ハーパーからスタンドのファンの感情を爆発させる劇的なホーマーを浴びた。パドレスは9回表の攻撃で、二死2・3塁の好機を作って粘るも、最後はオースティン・ノラが第3戦で先発登板したレンジャー・スアレスに討ち取られ、万事休すとなった。
地元紙『サンディエゴユニオントリビューン』は試合後、電子版に「グースは料理された:パドレスのシーズンはブライス・ハーパーのホームランで終了」と、ディビジョンシリーズで一躍ラッキーチャームとなったグース(ガチョウ)を引き合いにしたタイトルの記事を掲載。
その冒頭で、「3週連続でパドレスは週末を祝った」と前置きした上で、「この日曜に、旅路と夢は終わりを告げた」と、ワイルドカードから100勝チームを相次いで撃破してきたポストシーズンの快進撃の終焉を伝えた。
記事によると、試合後、ボブ・メルビン監督は「最終的には、我々は先へ進めると予測していたので、これは残念だ。もう少し経ったら今年の実績を評価することになるだろうが、今それをやるのは難しい」と述べたとのこと。
一方、『MLB.com』でパドレスを担当するAJカッサベル記者は、この日のエースの投球について、「午後に降り続いた雨の中を投げた右腕のユウ・ダルビッシュは、ベストとは程遠い状態だった」としつつ、「それでも彼は6回余を投げ、フィリーズを2得点に限定した」と、その粘投について伝えた。
連続して下剋上を起こし、あと少しでワールドシリーズに手が届くところまで来たパドレスだったが、このポストシーズンに入り、ホームで5戦全勝としたフィリーズの本拠地、シチズンズバンクパークの牙城を崩すことは最後までできなかった。
【 #パドレス 】#ダルビッシュ有 重要な一戦で7回途中2失点5奪三振の好投!!
— MLB Japan (@MLBJapan) October 24, 2022
投手にとって苦しい雨の中でも4安打に抑え、リーグQS王の安定感を見せつけました
ポストシーズンは2勝1敗、QS3回、防御率2.88でフィニッシュ。
今年も1年間お疲れ様でした#日本人選手情報 #ポストシーズン2022 pic.twitter.com/pz5LX4z5sb
J SPORTS 編集部
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