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野球 コラム 2022年10月21日

1勝1敗のタイ、パドレスはポストシーズン好調のマスグローブが先発。ナ・リーグ チャンピオンシップ第3戦のみどころ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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フィリーズ vs. パドレス

パドレスとフィリーズがリーグ制覇をかけて臨んでいるナショナルリーグ チャンピオンシップシリーズ(NLCS)は、両チーム1勝1敗として舞台をフィラデルフィアへと移し、現地10月21日(日本時間22日)にはシチズンズバンクパークにて第3戦が行われる。

『MLB.com』が掲載した第3戦のみどころ記事によると、「ベスト・オブ・セブン(7戦制)のシリーズで1勝1敗のタイとなった場合、第3戦で勝利したチームは、これまで97例中67回(69%)そのシリーズで勝利している」とのことで、この第3戦の勝敗がもたらす1ゲームの差が大きな違いを生むのは言うまでもない。

パドレスは第1戦で1安打完封負けを喫した打線が、第2戦では好投手のアーロン・ノラを7安打6得点と完全に凌駕したことが、シリーズ第3戦以降へ向け何よりの好材料となっている。

とりわけ、第2戦ではフアン・ソトが二塁打を放ち、マニー・マチャドが本塁打を放つなど、主砲の2人に長打が出たのは、投手陣が引き続き安定感を発揮しているだけに、大きな意味を持つことになるだろう。

また、第2戦で先発登板したブレイク・スネルは2回に4失点するも、この失点にはアンラッキーな要素が多分に含まれており、その後の3イニングをシャットアウトすることで、逆転への流れを呼び込んでいる。

第3戦は、先発登板するパドレスのジョー・マスグローブとフィリーズのレンジャー・スアレスの投げ合いとなるが、NLCSを迎える上での両投手の調子を鑑みると、少なくとも試合序盤から中盤にかけてはパドレスに分があると言えそうだ。

ポストシーズンに入ってギアを1、2段上げた感のあるマスグローブは、ともに100勝越えのチームであるメッツとドジャースに対し、このプレーオフでは計13イニングを投げて、2失点しか喫していない。

一方、スアレスは今季ポストシーズンで唯一の先発登板となったブレーブスとのナショナルリーグ ディビジョンシリーズ第1戦で、1失点ながら与四球5としてわずか3回1/3で降板している。

ブルペンに目をやると、パドレスはロバート・スアレスが遂に本塁打を許したものの、ニック・マルティネスやジョシュ・ヘイダーは依然として高い安定感を維持しており、こちらも現時点では西海岸の雄に軍配が上がる状況にある。

しかし、フィリーズには目下ポストシーズン7試合連続安打中で、プレーオフに入り、打率.419、1.390 OPS、4本塁打、7打点と鬼神の如き活躍を見せているブライス・ハーパーがいる。

勝者がシリーズのアドバンテージを握ることになる第3戦は、接戦のなかバット一振りで違いを生み出せるこの男の前に走者を出すか否かが、両軍の勝敗の分かれ目を決することになりそうな気配が漂っている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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