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野球 コラム 2022年10月14日

パドレス、本拠地で16年ぶりのポストシーズン。ドジャースに勝って王手をかけるか?ナ・リーグ ディビジョンシリーズ第3戦のみどころ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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パドレスvs.ドジャース 第3戦

西海岸のライバル対決となったドジャースとパドレスによるナショナルリーグディビジョンシリーズ(NLDS)は、1勝1敗のイーブンで第3戦をパドレスの本拠地、ペトコパークで迎えることとなった。NLDSは3戦先勝となっており、パドレスが第3戦を制することができれば、王手をかけてそのまま本拠地で行われる第4戦に臨むことができる。

名将ボブ・メルビン監督は、16年ぶりとなるペトコパークでのファンを前にしたポストシーズンのゲームで、左腕のブレイク・スネルを先発投手に指名した。2018年のサイ・ヤング賞投手であるスネルは、今季の成績こそ8勝10敗、防御率3.38と、見た目に傑出したところはないものの、完全復活を遂げたレギュラーシーズン後半は防御率2.19と支配的なパフォーマンスを見せており、メルビン監督の信任も厚い。

ただし、ワイルドカードシリーズでのメッツ戦では、制球が定まらず4回途中で降板しており、『MLB.com』はこの試合の見どころ記事で、「果たしてどちらのバージョンのスネルになるか?」と、疑問を呈している。なお、スネルは強力打線を誇るドジャース相手にキャリア通算で11試合に先発登板し、防御率を2.54としており、相性は決して悪くない。また、レイズ時代に2020年のワールドシリーズで支配的な投球を見せたのは記憶に新しいところ。

そのスネルはドジャースとの対戦を控えた前日の会見で、2年前と比較するとフレディ・フリーマンとトライ・ターナーが加わったことから、ドジャースは「断然良くなった。打撃的には、ピースが揃い、より強くなった」と警戒しつつ、「待ちきれないね。この対戦に興奮している。これは僕がかなり楽しみにしていたことなんだ。彼らがどれだけ良いかを知っているので、彼らと対戦するのが本当に好きなんだ」と、胸の高鳴りを隠さずに語っている。

穴のないドジャース打線は、ラインナップ全員が要注意の対象と言えるが、とりわけ警戒したのが、このシリーズで既に2本の本塁打を放っているトレイ・ターナーだ。また、左腕対右打者という観点からは、リードオフのムーキー・ベッツ、そして4番のウィル・スミスあたりも怖い存在と言える。

なお、『MLB.com』はスネルが先発することから、第3戦はトレイス・トンプソンが、ベリンジャーの代わりにセンターを守り、レフトにはマルチロールのクリス・テイラーが入り、スミスを指名打者にして、スネルと相性の良いオースティン・バーンズが捕手としてスタメン出場すると予想している。

また、ドジャースはトニー・ゴンソーリンの先発登板を明らかにしているが、タイラー・アンダーソンではなく、ゴンソーリンに白羽の矢を立てた理由について、デイブ・ロバーツ監督は、「タイラーの方がトニーより長いイニングを投げられる。休み明けの第3戦は、ブルペンをフルに活用することができるので、失点を抑える上で、最高の布陣になっていると思う」と述べており、第3戦は早いイニングで継投策に出ることを示唆している。

『MLB.com』もみどころ記事の中で、ゴンソーリンの登板は「3、4イニングに限定されるだろう」と予想しているが、パドレスはこのシリーズでドジャースのブルペンに対し、計8イニングで2得点に抑えられているだけに、先制点を含め、どれだけゴンソーリンを攻略できるかが、王手をかける上での鍵となりそうだ。

ちなみに『MLB.com』は、パドレスがジュリクソン・プロファーをリードオフに戻し、右腕のゴンソーリンが先発することから、ジョシュ・ベルを指名打者としてスタメン起用することを予想している。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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