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野球 コラム 2022年9月30日

大谷翔平、ノーヒットノーランを逃すも現地メディアは「MVPレースはかなり興味深くなった」と伝える

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平、15勝目。あと1回で規定投球回に到達

さらなる偉業まであとアウト4つだった。

エンジェルスの大谷翔平は現地9月29日(日本時間30日)、本拠地エンジェルスタジアムでのアスレチックス戦に「3番・投手兼指名打者」で先発出場すると、マウンド上で出色の支配的なパフォーマンスを見せ、8回二死まで圧巻の無安打投球を披露。

二刀流スターはこのままノーヒッターで9回まで投げ切れば、ノーヒットノーランで規定投球回も達成するところだったが、8回二死から連打を許し、最終的には8回108球を投げ、2安打無失点、10奪三振1四球での降板となった。

試合はエンジェルスが4-2で勝利し、投手・大谷の今季成績はこれで15勝8敗、防御率2.35、213奪三振となり、規定投球回まで残り1イニングとなった。また、打席では初回の第1打席で14試合連続安打となる適時打を放って自身を援護するなど、4打数2安打で打率を.275に向上させた。

『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は試合後、「かなりのショ:オオタニが8回までノーヒット投球」と題した記事を投稿。

その冒頭で「アメリカン・リーグのMVPレースは、木曜の夜にかなり興味深くなった」と前置きした上で、「二刀流スーパースターのショウヘイ・オオタニは、恐らくキャリア最高の投球パフォーマンスを披露し、ノーヒッターにわずか4アウト足りない登板で、エンジェルスによる4-2の勝利に貢献した」と、この日の大谷の投球について伝えた。

続けてボリンジャー記者は、二刀流スターを「これは、またしてもオオタニによるマウンドでの驚異的な成績であり、昨季、満票でア・リーグMVPを獲得した彼は、続く今季も投手と打者としてエリート級のプレーを見せている」と評した。

そして、「これで彼はキャリアで初めて15勝に到達し、今季は161イニングを投げ、防御率2.35、213奪三振をマーク」とした上で、「オオタニはメジャー最高の奪三振率をマークしており、10奪三振以上を10登板とし、ア・リーグでトップに立っている」と、その傑出したスタッツについて伝えた。

また、この試合の投球内容について記事では、「オオタニは最高の速球を持ち合わせていないにも関わらず、木曜の夜は更なる歴史的快挙に近づいた」とした。

さらに「オオタニは108球のうち、フォーシームを4球しか投げなかった」とした上で、「彼はかなりの度合いで変化球を頼みとし、スライダーを52球、カットボールを22球、カーブを14球、そして新しいツーシームを11球投げた」と振り返っている。

なお、現地スポーツ局『ESPN』が同日付で電子版に掲載した記事によると、試合後、フィル・ネビン監督代行は「彼がマウンドを託された時は、毎回、何か特別なことが起こると期待できる」。

「彼は全てが上手く行っていた。彼が7回を投げ切ったとき、私は(ノーヒットノーランが)起こるのではないかと思った。残念ながら、我々は次の登板まで待たなければならなくなった」と述べたとのこと

大谷がノーヒッターの勲章を自身のキャリアに加えるのは次回以降に持ち越しとなったものの、現地メディアにより「史上最高のシーズン」と評された昨季から、さらなる進化を遂げたスーパースターが、2年連続MVPの快挙へラストスパートに入った。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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