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大谷翔平、NLBでの最速163キロをマーク
エンジェルスの大谷翔平は現地9月10日(日本時間11日)、敵地ミニッツメイドパークでのアストロズ戦に「3番・投手兼指名打者」として先発出場すると、マウンド上では強力打線を相手に5回79球を投げ、6安打1失点、7奪三振1四球と好投。
6回もマウンドに上がるべく、投球練習をし始めるも、ここで右手中指のマメにより緊急降板となったが、試合はエンジェルスが6-1で勝利し、大谷は今季12勝目を挙げた。
この試合では、大谷が3回にMLBキャリア最速の101.4マイル(163.2キロ)をマークしたことから、MLB.comは同日付で「オオタニがキャリア最速ピッチでレーザーガンを発光させる」と題した記事を掲載。
その冒頭で「ショウヘイ・オオタニは毎回登板する度に、新たなレベルに達し続けている」と前置きした上で、「土曜夜にミニッツメイドパークでアストロズに6-1で勝利した試合で、彼は自身のキャリア最速投球を塗り替えることで、それを成した」と伝えた。
続けて記事では、「通常、速球が90マイル台後半に達する二刀流スターは、3回にギアを上げ、カイル・タッカーを101.4マイルの速球で三振に打ち取った」とそのシーンについて振り返り、「これは投球トラッキングが導入されて以降(2008年以降)では、エンジェルスの投手による最速の投球での奪三振となった」との事実を補足した。
なお、この試合では「2番・中堅」でスタメン出場したマイク・トラウトが球団新記録となる6試合連続本塁打を放ち、それまで大谷と今季球団トップタイで並んでいた本塁打数を、チーム単独トップとなる34本としている。
これについて、『MLB.com』はこの日、別に掲載した「各ファン層が9月に夢中になるべき1つのこと」と題した記事に中で、エンジェルスの9月のみどころを「言うまでもなく、ショウヘイとトラウト」とした。
その上で、この2人のスーパースターの活躍について、「この2人は今も、ベースボールで揃ってトップ10、あるいは恐らくトップ5に入る選手。我々は彼らをポストシーズンで見ることはできない。我々は今、彼らをエンジョイするしかない」と綴っている。
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