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野球 コラム 2022年8月10日

大谷翔平、「ベーブ・ルースの仲間入り」と現地メディア。104年ぶりの偉業を達成。

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平、104年ぶりの偉業を達成

エンジェルスの大谷翔平は現地8月9日(日本時間10日)、今季10勝目を期して敵地でのアスレチックス戦に「2番・投手兼指名打者」で先発出場すると、マウンド上では6回91球を投げ、4安打無失点と快投し、勝ち投手の権利を得て降板。

すると打席では、4点リードで迎えた7回に今季25号ソロを放ち、自身キャリアハイの10勝目に花を添えた。試合はエンジェルスが5-1で勝利し、大谷はベーブ・ルース以来104年ぶりとなる同一シーズンでの2桁勝利、2桁本塁打を達成した。

アメリカスポーツ局『ESPN』は試合後、電子版に「ロサンゼルス・エンジェルスのショウヘイ・オオタニが同一シーズンに10本塁打と10勝を挙げたMLB史上2人目の選手としてベーブ・ルースの仲間入り」と題した記事を掲載。

その冒頭で「もう1つのホームラン、もう1つの投球勝利、もう1つの歴史に残る功績。ショウヘイ・オオタニにとっては、ただのもう一夜だった」と前置きした上で、「日本から来た二刀流センセーションは、またしてもケガの脅威に耐え、無失点の6回を投げ、チームトップの25号ホームランを放ち、またしても記念碑的節目に達した」とし、「(1918年の)ベーブ・ルース以来となる同一シーズンでの10本塁打以上と10勝以上の達成」を伝えた。

記事よると試合後、フィル・ネビン監督代行は「我々が試合に出ると、彼は毎回、何か特別なことをするように感じる。我々が毎晩見ていることを当たり前のことだとは思わないように努めているが、その一部となれるのはとても素敵なことだね。こういうのは簡単に見られるものではないから」と述べたとのこと。

さらに記事では、今季25号を放ったことにより、「オオタニは日本人選手として、イチロー・スズキを抜き、通算175本のヒデキ・マツイに次ぐ歴代2位のホームラン数(118本)となった」と、イチロー越えについて触れつつ、「これで彼は25本塁打と100奪三振を2年連続で達成したが、これはMLB史上、他には誰も達成していない快挙である」と伝えた。

また、記事によるとアスレチックスのビマエル・マーチン三塁手は、「今日のあのホームランの後、僕は球審と三塁コーチへ振り返って、『彼があれをどうやっているのか、オレには分からん』みたいな感じになったんだ」。

「全体的にエリート級の選手で、100マイル越え(の速球)とえげつない変化球が投げられて、その上、あのようにボールを打って飛ばすことができるなんて、僕には説明できないよ。僕もあれができたらどんなに良いことか。彼のしていることはアメージングだ」と述べたとのこと。

なお、前述の記事抜粋にもある通り、大谷は3回に相手打者の打球が左脛を直撃するアクシデントに見舞われたが、記事によると、レントゲンの結果、骨に異常はなく、ネビン監督代行は「彼は大丈夫。見た感じ、彼は明日もプレーするだろう」と述べたとのこと。

前人未到の領域へ向け、今後も定期的に『MLB史上初』という文字が現地メディアの紙面や画面を賑わすことになるだろう。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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