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大谷翔平、第22号本塁打
エンジェルスの大谷翔平は現地7月30日(日本時間31日)、本拠地エンジェルスタジアムでのレンジャーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場すると、2点を追う3回の第2打席に今季22号の逆転3ラン本塁打を放ってチームを勢いに乗せた。試合はその後も両軍が点を取り合う展開となり、最後はエンジェルスが8回裏に再逆転してシリーズ初勝利を挙げた。
現地紙『ロサンゼルスタイムズ』は同日付で電子版に掲載した試合の速報記事の中で、「カウント1-0からオットのチャンジアップを捉えたオオタニの3ラン弾は、エンジェルスがディビジョンのライバルに対し、ここ2試合で挙げた合計点よりも多い得点の援護となった」と、大谷が試合序盤に放った一撃の意味の大きさについて伝えた。
一方、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は、3ラン弾を放った大谷が、8回に逆転につながる申告敬遠を引き出したことから、試合後、「オオタニがヘイローズの大きな逆転勝利でMVPの正当性を見せつける」と題した記事を掲載。
その中で、推定飛距離424フィート(約129.2メートル)の特大ホーマーを放った二刀流スターについて、「二刀流スターのショウヘイ・オオタニは、今季22号に達する3ラン弾を3回に放って、MVP級のシーズンを継続」とした。
そして、「98試合でエンジェルストップとなる61打点をマークし、さらに99回1/3を投げ、9勝6敗、防御率2.81、145奪三振とし、直近6試合連続して10奪三振以上をマークしている現ア・リーグMVPのオオタニ」に対し、「42本塁打、91打点としているヤンキースのスター、アーロン・ジャッジは、早い段階での今季ア・リーグMVP最右翼」だが、「オオタニはまたしても、自身が1試合でどれだけインパクトを与えられるかを見せた」と評した。
また、記事によるとフィル・ネビン監督代行は試合後、大谷について、「彼には一晩を通して、本当に良い打席になったと思う。2度ほどミスをしたが、彼の打席は素晴らしかった。最高の賛辞は、左投手から敬遠を引き出して、我々の中で良い打者である(テイラー)ウォードと勝負をさせたこと」。
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