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野球 コラム 2022年7月10日

鈴木誠也のランニングホームランを三塁コーチが振り返る

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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鈴木誠也、復帰戦でランニングホームラン

『MLB.com』でカブスを担当するジョーダン・バスティアン記者は、現地9日付で投稿したニュースレターの中で、現地4日の試合で鈴木誠也がブルワーズのジョシュ・ヘイダーから放ったランニングホームランについて、後日三塁コーチと交わした会話を通して振り返った。

同記者は、アメリカンファミリーフィールドのビジター側クラブハウスで三塁コーチのウィリー・ハリスと、鈴木がランニングホームランで本塁生還を遂げた際のアグレッシブな走塁について会話した際、「あの試合後、スズキは通訳のトイ・マツシタを介して、彼はハリスが彼を止めるのを待ち続けていたと述べた」と前置きした。

その上で、ハリス三塁コーチが明かした「今朝、バスで彼と話した際、彼は“ウィリー、僕はちょっと身体がきついよ”と言っていたが、私は“そんなの構うもんか。君がまたあれをやったら、我々はまた回すよ”と言ったんだ。我々は面白がっていたんだ」とのコメントを紹介。

記事によると、「スズキは打席から即座に全速力で走っていたか?」との問いに、ハリス三塁コーチは「その通り」と答えると、「ヘイダーから得点を奪える機会は稀なので、アグレッシブに行ったのは適切だった?」との問いにも「その通り」と返答した上で、腕を回してゴーサインを出した時の心境について、「私は一か八かやってみるのに絶好の機会だと思った」。

「私はボールが壁に跳ね返るのを見たし、外野手が走って追っているのも見たので、“さあ行くぞ”という感じになった。私は心の中で、“主よ、セーフであってください。セーフであってください”と思っていた。と言うのも、一死で形勢は良くなかったからね。もし彼が本塁でアウトになったら、私はとんだ間抜けに見えただろう」と振り返ったとのこと。

また、バスティアン記者によると、ハリス三塁コーチは現役時代、ナショナルズの一員としてプレーした2010年9月24日のブレーブス戦でランニングホームランを記録しており、同記者は「ハリスはスズキと似たようなことを思っていたのを覚えており、三塁を回ると“ピアノを背負ったような感じ”になることから、ナショナルズのパット・リスタッチ三塁コーチが彼を止めるのを待っていたのである」と、打った(そして走った)当事者としてのハリス三塁コーチの気持ちを綴っている。

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