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大谷翔平、10奪三振も3敗目
やはり、エンジェルスの球団史上最長に及ぶ連敗を止めたのはこの男だった。二刀流スター、大谷翔平は現地6月9日(日本時間10日)、本拠地エンジェルスタジアムでのレッドソックス戦に「2番・投手兼指名打者」で先発出場。
投げては7回4安打1失点、6奪三振2四球の快投を見せると、打っては第3打席で今季12号となる逆転2ラン弾を放つなど、投打の活躍でチームにおよそ半月ぶりの勝利をもたらし、球団史上最長を更新していた連敗を14で止めた。
『MLB.com』は同日付で「ショウ・ストッパー:オオタニが全てをやってエンジェルスの連敗を終わらせる」と題した記事を掲載し、その冒頭で、「今日のメジャーリーグベースボールで、ショウヘイ・オオタニのようにチームを復調させられる選手は1人としていない」。
「なぜなら、今日のメジャーリーグベースボールで、ショウヘイ・オオタニのやっていることをできる選手は1人もいないから」とした上で、「そして、オオタニは木曜に、レッドソックスに5-2で勝利した試合で、逆転2ランホームランを打ちつつ、圧巻の7回を投げ、エンジェルスのために全てをやってのけた」と、圧巻の二刀流振りについて伝えた。
記事ではマウンド上の大谷については、「熱のこもった投球で、フォーシームの平均球速を、シーズン平均より1マイル速い98.1マイル(157.9キロ)とし、今季これまでで最速となる101マイル(162.5キロ)の速球でラファエル・デバースを三振に打ち取り、3回を締めくくった」と伝えた。記事によると、「これは三振を奪った投球ではキャリア最速だった」とのこと。
また、打席での躍動については、「5回表にこの試合初失点を許したオオタニは、その裏の攻撃で、大々的に応戦した」とした上で、「一死からフアン・ラガーレスが単打で出塁すると、オオタニはセンター方向へかっ飛ばしてこれに続いた」と、9試合、44打席続いた“無ホーマー状態”に終止符を打った12号2ランについて伝えた。
記事によると、試合後にフィル・ネビン暫定監督は、「傑出していた。これまで、こんなこと誰も見たことがない。もちろん、それを間近で見られるのは、素敵なことだ。我々の交わした会話もそうだが、彼のチームメイトやこのゲームへの気遣いや、ベストになりたいという姿勢は、彼がフィールドで成し遂げていることと同じように、なかなか頻繁に見られるものではない」と述べたとのこと。
やはりこの男には、“ショウタイム”という言葉がよく似合う。
【 #エンゼルス 】連敗がついにストップ!ヒーローは7回1失点6奪三振の先発投手 #大谷翔平 !
— MLB Japan (@MLBJapan) June 10, 2022
そして、2番に座り逆転のツーランホームランを放った打者 #大谷翔平 選手でした
まさにワンマンSHOでしたねhttps://t.co/yfKH0XFy3C#日本人選手情報 pic.twitter.com/7zNdMFXiWW
J SPORTS 編集部
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