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野球 コラム 2022年6月9日

菊池雄星、鬼門の初回を克服できず、1回途中で降板

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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最短KOとなった菊池雄星

ブルージェイズの菊池雄星は現地6月8日(日本時間9日)、敵地でのロイヤルズ戦に先発登板するも、1回を投げきることができず、0回2/3を投げ、2安打4四球3失点としたところで降板となった。試合はブルージェイズが4-8で敗れるも、途中、チームが同点に追いついたことから、菊池に黒星はつかなかった。

現地ニュースサイト『スポーツネット』は同日付で「キクチは初回を克服できず」と題した記事を掲載し、「これまでにも、キクチが序盤に労力を浪費しつつ、難局を乗り越えたことはあった」と冒頭で述べた。

そして、左腕が「今季先発した10試合で初回に平均24.3球を要していること」「初回の三者凡退がわずか1度しかないこと」「四球の1/3以上、そして打たれた本塁打の1/4以上が初回だったこと」、さらには「初回に許した相手のOPSが.987で、2回から5回は.706 OPSとしていること」を指摘。

この数字の原因について記事では、「その理由の1つとして、彼は立ち上がりが低調」であり、「あるいは打者には立ち上がりの彼がよく見えている」こともあり、「時としてはその両方」としており、「5月初旬に多くの調整をしたことで、落ち着いていた」が、「初回の問題はその間も持続」していると伝えた。

そして、今回のロイヤルズ戦でMLBキャリアにおける最短KOを喫したことから、「なぜ、序盤にそこまで一貫性がないのかを見極め、前進するためにそれを回避する戦略を考案するのはキクチとブルージェイズ次第だ」と伝えた。

記事によると、試合後、チャーリー・モントヨー監督はこの日の菊池について、「今日の彼は単に良くなかった。私に言えるのはそれだけ。以上だ。私には何が理由なのか分からない。私にわかっているのは、前回、彼は(初回に)多くの球数を投げた後、自分を取り戻す術を見つけ出して、我々に4イニングを与えてくれたということ。今日の彼は、単にそれができなかった」と述べたとのこと。

地元紙トロントスターも初回に崩れた菊池について、電子版に「ブルージェイズはキクチの良い面をもっと必要としており、悪い面は害を及ぼし始めている」と題した記事を掲載し、その中で、「キクチはカウフマン・スタジアムのマウンドに上がった瞬間から、ボールがどこへ行くのか皆目見当もつかなかったようだ」と伝えている。

菊池の次回登板予定は、現地14日の本拠地オリオールズ戦となっている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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