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野球 コラム 2022年5月26日

【ハイライト動画あり】ダルビッシュ有、7回途中2失点の好投も「沈黙のバットが力投を無駄にする」

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ダルビッシュ有、今季最多タイの108球

パドレスのダルビッシュ有は現地5月25日(日本時間26日)、今季5勝目を期して本拠地ペトコパークでのブルワーズ戦に先発登板すると、6回2/3で今季自己最多タイの108球を投げ、3安打2失点、7奪三振2四球と好投するも、打線の援護に乏しく、今季2敗目を喫した。

『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、同日付で「沈黙のバットがダルビッシュの力投を無駄にする」と題した記事を投稿し、その冒頭で、「今季最初の四半期で最高の2球団であるブルワーズとパドレスは、期待通り今週ペトコパークで、緊張感のあるタイトな勝負となったシリーズを展開した」と3連戦を振り返った。

そして、「最終的には、言ってみれば、パドレスが十分な得点を挙げなかったため、ブルワーズが3試合で2勝を挙げた」とし、さらに「正確に言うと、28イニングで5得点であり、そのうちの1点は、2-1で敗れた水曜のシリーズ最終戦でのものだった」と、パドレスの貧打についてフォーカスした。

この日の右腕については、「ユウ・ダルビッシュは、今週素晴らしいパフォーマンスを見せた直近のパドレスの先発投手」と前置きした上で、「彼は無失点の6回を投げると、7回にトラブルに陥った」とし、2点を献上した7回の状況について振り返った。

ダルビッシュが7回に1点を失い、さらに一死2・3塁のピンチを迎えた際、ボブ・メルビン監督がマウンドを訪れながらも、右腕を続投させた場面が見られたが、記事によると、試合後にメルビン監督は、「私は彼に、あそこで三振を奪うチャンスを与えたかった。彼はそれをやってのける傾向にあるし、私は彼の続投に安心していた。自信があった。それに彼も(続投を)欲していた」と述べたとのこと。

さらに記事では、その後、「ダルビッシュはアウトを取ったが、三振とは行かなかった」とし、「タイロン・テイラーは左翼へ犠飛を打ち上げたが、結果的にはこれが試合を決めることとなった」とブルワーズの決勝点について触れた上で、「それでもなお、またしてもパドレスの先発投手によるクオリティスタートとなった」と、7回途中まで力投した右腕のパフォーマンスを要約した。

J SPORTS編集部

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