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大谷翔平、クオリティスタートも勝敗つかず
エンジェルスの大谷翔平は現地5月18日(日本時間19日)、敵地グローブライフ・フィールドでのレンジャーズ戦に「3番・投手兼指名打者」のリアル二刀流で先発登板すると、マウンド上では6回6安打2失点、7奪三振2四球と好パフォーマンスを見せるも、勝敗はつかなかった。
試合はエンジェルスが延長の末、サヨナラ負けを喫し、シリーズ3連敗で同地区のレンジャーズにスイープを許した。『MLB.com』は試合後、「オオタニの球速が大々的に復活」と題した記事を掲載し、その冒頭で「ショウヘイ・オオタニは水曜にマウンドで最高の投球を披露するも、勝利には十分ではなかった」と伝えた。
続けて記事では、「オオタニは前回登板した5月11日のレイズ戦では、彼にとっての最終イニングでその時のシーズン平均が97.2マイル(156.4キロ)だった速球の最速が、わずか93.3マイル(150.2キロ)に止まり、平均も96マイル(154.5キロ)だった」と指摘。
しかし、「レンジャーズ戦で彼のフォーシームの平均球速はキャリアハイの98.6マイル(158.7キロ)に達し、マックス100.8マイル(162.2キロ)をマークした」と、この試合でフォーシームの球速が大幅に向上したことを伝えた。
また、記事によると「彼は今回の登板を通じて、メカニクスの中に良い結果に結びつかなかった欠陥があるように感じたと述べた」とのこと。さらに「彼が許した安打のうち3本はジョナー・ハイムに打たれており、どうやらハイムは現アメリカン・リーグMVPに対して優位に立っているようだ」と、苦手打者が出来した可能性について伝えた。
ちなみに、今季ハイムは投手・大谷と2試合で対戦し、5打数5安打(1二塁打、1満塁弾)7打点と、二刀流スターをお得意様としている。今後、大谷がレンジャーズ戦で登板する際は、ハイムをどう攻略するかが大きなみどころとなりそうだ。
【 #エンゼルス 】先発投手 #大谷翔平 が6回2失点7奪三振のクオリティピッチング
— MLB Japan (@MLBJapan) May 19, 2022
勝ち負けつかずも安定した投球を披露しましたhttps://t.co/RSBspqPDQI#日本人選手情報 pic.twitter.com/ApA0xixnoC
J SPORTS 編集部
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