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野球 コラム 2022年2月25日

【横浜好き】選手名鑑でいろいろ調べてみたこと『週刊ベイスターズいいとこどり』

野球好きコラム by 大久保泰伸
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外国人選手は、一般的に血液型という概念がないのか、よくわかりませんが、球団から送られてくるメンバー表に記載されていることはほぼありませんが、最近は各球団で高卒ルーキーなど、血液型不明の選手がちらほら見られます。

ポジション別で言えば、投手はA型12人(今永、三嶋、小園など)とO型11人(東、山崎など)が拮抗しており、B型が7人(濱口、上茶谷など)で、AB型は全体8人中5人が投手(大貫、三上など)となっています。捕手はA型の3人(戸柱など)が最多で、O型はゼロ。内野手はO型が7人(牧、柴田など)でもっとも多く、AB型はゼロ。外野手はA型が5人(佐野、神里など)と大勢を占めています。

最後に、筆者が長年製作に関わっている宝島社『プロ野球データ名鑑』には、出身校の経歴の前に甲子園出場の有無がマークで記されています。これをもとに集計すると、ベイスターズは甲子園出場組が30人、不出場が38人と、必ずしも甲子園出場がプロ入りにつながっているわけではないことがわかります。

とは言え、甲子園優勝経験があるのは、入江、田中健、嶺井、田中俊、小深田に、今年入団の徳山が加わって6人もおり、最多出場は東妻で智弁和歌山での在学中の5回全てで甲子園出場を果たしています。逆に高校時代に主要試合で試合出場がなかった知野や、今年育成で入団した大橋のように中学卒業後、海外留学という選手もおり、経歴も様々ということがわかります。

選手名鑑は野球観戦の時だけでなく、こうして細かく読んでみると、いろいろと興味深いことがわかるものです。出版不況の昨今でも、いまだに数多くの媒体が発行しているプロ野球選手名鑑。一家に1冊は持っていたいもの…、であって欲しいところです。

※データは宝島社『プロ野球データ名鑑』を使用、集計は筆者

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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