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野球 コラム 2021年10月21日

ブルペンデーで勝ったブレーブスが王手。第5戦はドジャースがブルペンデーのピンチ。ナ・リーグ チャンピオンシップシリーズ第5戦展望

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ブレーブスが王手、敵地で決めるか?

昨季と同じ顔ぶれによる対戦となったブレーブスとドジャースによるナショナル・リーグチャンピオンシップシリーズは、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われた第4戦をブレーブスが勝利したことで、奇しくも1年前と全く同じ星取りで第5戦を迎える展開となった。

昨季は中立地で開催され、ドジャースの方がホーム扱い(後攻)の試合が多かったという違いこそあれ(今季のシリーズは、第1・2・6・7戦がブレーブスの本拠地)、昨年も今年も、第1戦、第2戦、そして第4戦で勝ったブレーブスが3勝1敗で王手として第5戦を迎えることになったのである。

ちなみに、MLB史上、ベスト・オブ・セブン(4戦先勝)で行われたポストシーズンのシリーズにおいて、1勝3敗となったチームがシリーズを制したのは89回中14回のみだが、直近の例として、昨季のナ・リーグ チャンピオンシップシリーズで、ドジャースが1勝3敗からブレーブスに3連勝してワールドシリーズ進出を果たしたのは記憶に新しいところ。果たして、歴史は繰り返すのか?あるいはブレーブスがリベンジに成功するのか?

昨季と同じ轍を踏まないためにも、敵地ドジャースタジアムで一気に勝負を決め、1999年以来のワールドシリーズ進出を果たしたいブレーブスは、このシリーズ第1戦でドジャース打線に対し、6回2失点と好投したマックス・フリードが第5戦の先発マウンドに上がることになる。

ブレーブスはブルペンゲームとなった第4戦で、2番手投手として登板したドリュー・スマイリーが5回途中まで好投したことで、ブルペンの疲弊を最小限に抑える望外の勝利を手にしており、セットアッパーのルーク・ジャクソン、そしてクローザーのウィル・スミスは万全の状態で第5戦を迎えられるほか、左腕のタイラー・マツェックも臨戦態勢でブルペンに控えることになる。

一方、ドジャースは次の第5戦がブルペンデーとなるため、決着をアトランタまで持ち越すために、総力を注ぎ込む、なりふり構わぬ継投で勝機を見出すことになるだろう。

特にここ2試合で2ホーマーのフレディ・フリーマン、そしてポストシーズンの打率を.467とし、第4戦で2ホーマーを放ったエディ・ロサリオといった好調の左打者をどう抑えるかがキーポイントとなりそうだ。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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