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野球 コラム 2021年10月13日

ジャイアンツvs.ドジャース、シーズン100勝越えライバル決戦は「ウィナー・テイクス・オール」へもつれ込む。ナ・リーグ ディビジョンシリーズ第5戦展望

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ジャイアンツvs.ドジャースは第5戦へ

西地区の「レギュラーシーズン100勝越えライバル決戦」となったジャイアンツvs.ドジャースのナショナル・リーグ ディビジョンシリーズ第4戦は、ドジャースが本拠地でジャイアンツを7-2で下し、シリーズの対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。

期待通りの接戦となったシリーズは、これにより勝者が勝ち抜けを決める「ウィナー・テイクス・オール」(勝者総取り)の第5戦へもつれ込む展開となった。

現地10月14日(日本時間15日)にサンフランシスコのオラクルパークで行われるシリーズ最終戦で勝利したチームは、ブルワーズを下し、シリーズ3勝1敗で一足先に現地16日から始まるナ・リーグ優勝決定シリーズへと駒を進めたブレーブスと対戦することになる。

ちなみに、『MLB.com』のサラ・ラングス記者のツイートによると、レギュラーシーズンで100勝以上したチーム同士の対戦したポストシーズンのシリーズが最終戦までもつれたのは、2017年のアストロズvs.ドジャース以来、今回が史上5回目とのこと。

また、同サイトでジャイアンツを担当するマリア・グアルダード記者の投稿した記事によると、「ポストシーズンの“ウィナー・テイクス・オール”の試合における、ホームチームの成績は61勝61敗となっており、ディビジョンシリーズの第5戦となると、ホームチームは14勝21敗(2016年以降は1勝5敗)としている」とのこと。

歴史を紐解くと、シリーズ最終戦、特に3戦先勝のディビジョンシリーズでは、本拠地という地の利がかえってプレッシャーという仇となるホームチームの旗色が悪そうだが、ジャイアンツにとって朗報は、勝利したシリーズ第1戦で好投し、この第5戦でも先発マウンドを託されることになるローガン・ウェブが、今季ホームで無類の勝負強さを見せつけている点である。

2021年のレギュラーシーズンで、ウェブはオラクルパークで登板した13試合で無敗を誇っており、先述したシリーズ第1戦を含めると、本拠地での直近14試合の成績を7勝無敗、防御率1.78としている。

ドジャースは、負ければ敗退という崖っぷちに立たされた第4戦でも、ムーキー・ベッツやウィル・スミスが本塁打を放つなど、昨季ワールドシリーズ制覇を果たした打線の中軸を担う選手に当たりが出ているだけに、ウェブとホームスタジアムの相性の良さが、この大一番で遺憾無く発揮されることを期待したいところだろう。

一方、ドジャースは左腕のフリオ・ウリアスが先発マウンドに上がることになるが、こちらもここ2年間はポストシーズンで7試合に登板し、5勝無敗1セーブ、防御率1.29と、堂々たる成績を残し、大一番で頼りにできる存在であることを証明している。

土がつくのは「本拠地無敗男」か、あるいは「ここ2年ポストシーズン無敗男」か。

両チームとも、総力戦となればブルペンの層は厚いだけに、いち早く相手の先発投手を攻略できたがチームが、リーグ優勝決定シリーズ進出へ向け、大きく前進することになるだろう。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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