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1番投手で先発
エンジェルスの大谷翔平が今季MLBで最高のショーと言っても過言ではない二刀流の“ショウ”タイムでデトロイトの夜を沸かせた。
現地8月18日(日本時間19日)に敵地コメリカパークのタイガース戦に1番・投手のリアル二刀流で先発出場した大谷は、キャリアハイの8回を投げ、6安打1失点8奪三振無四球の快投で今季8勝目を挙げると、打席では8回に今季40号ソロを放って自分自身を援護し、3-1の勝利に大きく貢献した。
ロサンゼルスの地元紙『オレンジカウンティレジスター』は、同日付で電子版に今回の「大谷フルコース」とも言えるパフォーマンスを伝える記事を掲載。
その冒頭で「もし、これまで取りこぼしていたアメリカン・リーグ最優秀選手賞の票があったとしたら、ショウヘイ・オオタニはこの水曜にデトロイトで幾つか獲得したことだろう」とした上で、「もしかしたら、オオタニはサイ・ヤング賞の票も獲得したかもしれない」と伝えた。
なお、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、同日付で投稿した記事のなかで、試合後、チームを率いるジョー・マドン監督はこの夜の大谷について、「既に言われた言葉以外の言葉では何も言えないだろう?」。
「序盤の彼は三振を狙っていたわけではなかったが、試合後半になっても彼の球威は上がっていた。9回も彼をマウンドに上げようかとも思ったが、彼は疲れていた。でも、見ての通り、それが上手く行ったね」。
「彼はスライダーでホームランを許したが、私が最悪でもあと1点は取り返したいと思っていたところ、彼が右翼への超特大弾でそれをやってのけたんだ。極上の選手だ。とにかく彼の功績を讃えないわけにはいかない。彼は唯一無二のアスリートであり、特別な存在だ」と述べたと伝えた。
また、この夜の大谷の投球内容について、「オオタニは24アウトを取るのにわずか90球しか必要とせず、うち69球はストライクと、一晩を通してストライクゾーンに投げ続けた」と端的にまとめた。
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