大谷翔平、8勝目＆40号本塁打。MVP、本塁打王、そしてサイ・ヤング賞の三冠の可能性も話題にのぼる

そして、「マウンド上で絶好調のオオタニは、7月6日以降の防御率を1.58としており、これにより彼は今季の防御率を2.79とすると共に、今季は100回を投げて120奪三振としている」とした。

さらに「マドン監督は、成績を8勝1敗としたオオタニは、ア・リーグのサイ・ヤング賞候補としても目されるべきだと確信していると述べた」と伝えており、これについて監督自身、「（投手としてのパフォーマンスで）その正当性を主張しているかって？もちろんさ。彼は全ての中心にいる。彼は贈られる全ての賞のど真ん中にいるんだ」と述べたとのこと。

記事によると、タイガースを率いるA.J.ヒンチ監督は、「彼は素晴らしい、特別な才能の持ち主で、我々は不運にも我々という犠牲の上でそれを目撃することができた」。

「彼はマウンド上で支配し、40号ホーマーも打った。彼は明らかに今夜の試合を仕切っていた。だから、勝負や負けの苦痛をわきに置いておけば、とにかく彼のしていることを見るのは素晴らしいし、これは野球が偉大である理由の大きな一部だ」と述べたとのこと。

また、この夜の敵地の雰囲気について記事では、「この日、ミゲール・カブレラによる500号本塁打を目撃することを期待していた球場のタイガースファンでさえ、自身のホーマーで本塁に帰ったオオタニに喝采を贈らずにはいられず、相手チームの選手も彼が今季成し遂げていることに対して畏敬の念を抱いている」と伝えた。

タイガースの左腕タイリック・スクバルによる、「彼のマウンド上でしていることと、打席でしていることを見ると信じられない心持ちになる。彼が1年を通して、本塁打でリーグをリードし、防御率2.70みたいな数字を残しているのは、現実じゃない。現実のような感じがしない。彼は素晴らしい選手だ」との言葉で記事を締め括っている。