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また、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者も、大谷の特大ホーマーについて伝えており、同記者は「先駆者オオタニは球宴に打者と投手で出場」と題した記事を同日付で投稿。
この記事のなかで、大谷が史上初めて打者(野手)及び、投手としてオールスターゲームに選出されたことから、「これはオールスターゲームに、指名打者としてファン投票で選出され、選手の投票でアメリカン・リーグの先発投手5人の1人に選出されたオオタニによる、新たな素晴らしい技巧だった」と、この日のホームランについて伝えた。
記事によると、大谷の特大弾についてマドン監督は、「彼がバットを振るときは毎回、たとえ空振りだったとしても、ホームランになるんじゃないかと思う。見ていて本当に楽しい」と述べたとのこと。
今季、大谷による450フィート(137メートル)越えの本塁打はこれが4本目となったが、これはブラディミール・ゲレーロJr.とタイラー・オニールに並ぶメジャー最多タイとなった。
また、シーズン31本塁打は松井秀喜に並ぶ日本人最多タイ記録となるが、2004年に31本塁打を放った松井は162試合での記録達成となったが、大谷は78試合で31ホーマーと、2倍以上の驚異的なペースで本塁打を量産しており、前述の『MLB.com』の記事によると、左打者で球宴前に31本塁打に達したのは、大谷が史上10人目のこと。
これまではベーブ・ルース(1921、28年、30年)、ロジャー・マリス(1961年)、レジー・ジャクソン(1969年)、ケン・グリフィーJr.(1994年、98年)、ルイス・ゴンザレス(2001年)、バリー・ボンズ(2001年)、デビッド・オルティーズ(2013年)、クリス・デービス(2013年)、そしてクリスティアン・イェリッチ(2019年)がこれを達成しているとのことだ。
J SPORTS 編集部
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