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野球 コラム 2021年5月29日

大谷翔平、好投も援護なく今季初黒星。敗因は大谷不在の打線と現地メディア

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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エンジェルスの大谷翔平は現地5月28日(日本時間29日)、敵地でのアスレチックス戦に、投手に専念する形で先発登板し、7回途中3安打3失点5奪三振と好投するも、味方打線の援護に乏しく今季初黒星を喫した。

それでも、現地メディアでは前回登板時に平均91マイル(146キロ)まで落ち込んだ速球の球速がそれなりに速さを取り戻したことから、内容的に改善していると、安堵する報道が相次いだ。

地元紙『オレンジカウンティレジスター』は、同日付で電子版に「ショウヘイ・オオタニは改善を示すも、エンジェルスの打者がほぼ何もせず、アスレチックスに敗戦」と題した記事を掲載。その冒頭で、「ショウヘイ・オオタニは大丈夫そうだが、エンジェルスの攻撃はどうかというと、そうでもない」とした。

好投も今季初黒星

その上で、この日の大谷の投球の全体的な印象について、「オオタニは金曜の夜に、より速い球を投げ、効率的に7回途中まで投げたことで、前回登板で球速が落ちたことによる懸念を払拭した」とし、打線が沈黙したことから、「粗末な攻撃的パフォーマンスが、シャープに見えたオオタニの勝利のチャンスを犠牲にした」と伝えた。

さらに記事ではこの日、大谷の「速球の平均が94マイル(151キロ)に達し、96マイル(154.5キロ)以上の速球を8回投げた」ことを伝え、93球を投げた右腕について、ジョー・マドン監督は「とても良かった」と述べたと報じた。

記事によると、指揮官は「ショウヘイは彼のアスレチシズムの優れたところを見せた。既に攻撃でも素晴らしさを見せているが、防御率も2.72と良い感じだ。それに、打順も色々と操作できるバラエティの豊かさも見せている。こういうのはなかなか見られるものではない。傍で見ていて感銘を受けるよ」と述べたとのこと。

また、記事ではこの日のエンジェルス打線が大谷を援護できなかったことについて、「この金曜のエンジェルス打線の問題の一因は、オオタニが不在だったことである」とした。

そして、二刀流スターが打席に入らなかった理由について、「彼がこの試合で打たなかったのは、エンジェルスに状態万全のベンチプレーヤーが2人しかおらず、オオタニが短い登板で終わった場合、状況が難しくなったから」と説明した。

大谷が好投しても、大谷が打たなければ勝てないとは、如何ともし難いと言わざるを得ない。トラウト復帰まで、難しい時期が続きそうである。

J SPORTS編集部

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