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野球 コラム 2021年4月19日

筒香嘉智、現役最強右腕からの勝ち越し二塁打に監督が称賛

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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コールから決勝2塁打

レイズの筒香嘉智は現地4月18日(日本時間19日)、敵地ヤンキースタジアムでのヤンキース戦で、7番・指名打者で先発出場すると、7回に現役最強右腕のゲリット・コールから値千金の勝ち越し適時二塁打を放ち、チームの4−2での勝利に貢献した。

『MLB.com』は同日付で掲載した試合の速報記事の中で、単打で出塁したジョーイ・ウェンドルを二塁打で生還させた筒香について、「ツツゴウはこの試合で、既に当たりが出ていることを証明しており、8球に及んだ2回の打席では右翼へのライナーでアウトとなっていた」とした上で、「遂に、コールが対戦した最後の打者として、ツツゴウは報われたのである」と伝えた。

記事によると、ここ最近の不振からの脱出の糸口を見つけた和製スラッガーについて、チームを率いるケビン・キャッシュ監督は、「ヨシはずっとハードワークを積んできた」と称賛。

さらに、「見えないところでかなりのハードワークをしているなかで、何かしらの報いが得られた時は、いつだって精神にとって良いものだ。チームの皆は彼と肩を組みながら、誰もが彼に“我々のやっていることのなかで、君は大きな割合を占めているんだ”と知らせているような感じでやっているんだ」と述べたとのこと。

なお、レイズはこの勝利により敵地でのシリーズを3戦全勝で終えたのだが、記事によると、ヤンキースタジアムでの(3戦以上の)シリーズをスイープ(全勝)したのは、直近3シリーズでは2度目ながら、球団史上ではこれがわずかに4回目とのこと。

これについて、キャッシュ監督は、「ここへ来て、シリーズを戦う術を見出し、3勝するのは満足度が高いんだ。とにかくこれは決して簡単なことではないし、しばしば起こることでもないから、やり遂げられた時はエンジョイしないとね」と試合後に述べたとのこと。

チームと自分自身を上昇気流に乗せる一打を放った筒香。敵地でのロイヤルズとの3連戦で、更なる盛り返しに期待したいところだ。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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