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6回3失点で勝敗はつかず
マリナーズの菊池雄星は現地4月0日(日本時間11日)、敵地でのツインズ戦に先発登板し、6回5安打2失点と好投するも、2-2の状況での降板となったため、勝敗はつかなかった。試合は延長の末、3-2でマリナーズが勝利。菊池はクオリティスタートで先発ローテーションの役目を果たし、チームの勝利に貢献した。
現地局『CBSスポーツ』は同日付で電子版に「マリナーズのユウセイ・キクチが再びクオリティスタートを遂行」と題した記事を掲載。この日、6奪三振だった左腕について、以下のように述べた。
「29歳はシーズン初戦の10奪三振は再現できなかったものの、3回のネルソン・クルーズによる2点本塁打を除くと、ミネソタに得点を許さなかった」と伝え、「キクチは2021年の最初の2先発で12回を投げ、11安打5失点、奪三振:与四球を16:3とし、次は金曜にアストロズと対戦する」と、今季これまでの成績を振り返った。
一方、『MLB.com』は同日付で掲載した試合を振り返る記事の中で、「キクチは輝き、球団に楽観主義を与えている」とした上で、2試合連続でクオリティスタートを果たしたことについて、次のように評価した。
「キクチはスコット・サービス監督が立てた計画の目安である6回に達したのだが、彼が同一シーズンで連続して先発試合で6回を投げたのは、メジャー11試合目だった2019年5月19日のツインズ戦以来、わずか2回目のこと」としつつ、「しかし、キクチは約2年前にミネソタ打線と対戦した時とは、全く違う投手となっている」と評価した。
記事によると、これについてサービス監督は、「投球内容的について言うと、彼は同じ範疇にさえいない。人々は、彼がどれだけ強く投げており、彼の投球がかなり飛躍したことを認識していないと思う」。
「私はこれを言い続けるが、彼はリーグで最もハードに投げる左腕の先発投手の1人だ。彼は別人であり、2019年の男ではないんだ」と述べ、進化を遂げた菊池を称えたとのこと。
自身初の3試合連続クオリティスタートを目指して臨む次のアストロズ戦は、必見の試合となりそうだ。
J SPORTS 編集部
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