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今週、MLBはドラフト週間ということで、現地メディアではドラフト絡みの記事が目白押しとなった。現地10日にはドラフトの1巡目指名が行われ、各球団が1順目に指名して獲得した選手が明らかとなった。
田中将大やジェームズ・パクストンら、複数の主力先発投手が今季限りで自由契約となるヤンキースは、現地メディアの事前予想によると投手の獲得に動くのではないかとの向きもあったが、蓋を開けてみれば、1順目で指名したのはアリゾナ大学の捕手、オースティン・ウェルズだった。
これについて、地元紙『ニューヨーク・ポスト』は同日付けで電子版に掲載した速報記事の中で、「ジェームズ・パクストン、J.A.ハップ、そしてマサヒロ・タナカが自由契約の資格を得ることとなり、ルイス・セベリーノはトミー・ジョン手術により、少なくとも来年6月まで戻って来ないなか、ヤンキースには大学生投手を獲得として先発投手に厚みを増すという選択肢もあったが、球団の答えは違った」。
今回の1順目指名が少なからず驚きであったことを示唆したが、果たしてこの球団の判断が、田中の来季以降の去就にどう影響するかは、現時点では判然としないが、結果を左右する要因の1つとなることは間違いなさそうである。
ちなみに、ヤンキースがドラフト1巡目に捕手を指名したのは、ここ3年で2度目のことであり、前述の記事によると、「ウェルズはアリゾナ大でプレーした2019年は、56試合に出場し、打率.353、5本塁打、60打点だった」。
その打撃力に加え、6フィート2インチ(約188センチ)、220ポンド(約100キロ)という体格から、カブスのカイル・シュワーバーと比較されることが多く、大学時代に捕手だったシュワーバーも、その打撃力がかわれてプロでは外野手へ転向したことを踏まえ、「バットで数字を残せるウェルズも、同様の道を歩むかもしれない」としている。
現地11日に行われる2巡目以降も、要注目である。
J SPORTS 編集部
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