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今季はメジャーリーグに日本人選手が増えたことで、当然日本人選手同士が敵として顔を合わせる機会も増えることになる。
現地25日(日本時間26日)にアリゾナ州テンピで開催されたカクタスリーグのエンゼルスvs.レッズの一戦で早速、大谷翔平と秋山翔吾による初顔合わせが実現した。
『MLB.com』でレッズを担当するマーク・シェルドン記者は、同日付で投稿した記事の中で、先ず秋山が新たな役割に取り組んだことに言及し、次のように伝えた。
「ショウゴ・アキヤマは中堅手として日本の野球で経験を積み、一方でアルスティデス・アキーノはプロとしてのキャリアを通し、大体において右翼を守ってきた。
しかし、多様性が鍵となっているレッズのロースターにあって、デビッド・ベル監督は両者ともに慣れ親しんだゾーン以外でどのようなプレーをするかが見たかったようだ。
火曜にシンシナティが3-7で敗れたエンゼルス戦で、ベル監督はアキヤマを左翼で、アキーノを中堅で先発出場させた。
経験不足は、2回に一死でデビッド・フレッチャーが左中間に飛ばしたフライボールで露呈した。ボールはアキーノの前に落ち、二塁打を許したのである」。
「このチームでは、僕が左翼を守ることになる可能性があることは知っています。特に、アキーノと一緒にプレーする際は、コミュニケーションが重要になることも分かっています」と秋山は通訳のルーク・シノダを介して述べた。
「僕はルーティンとなっているチーム戦術に従ってきました。彼が最初にボールを取るとコールしたので、僕はやるべきことをしながら、確認しました」。
次の打者のマイク・トラウトは、左翼へのフライに打ち取られた。風の強いコンディションのなか、秋山はボールの落下点に入り、ワーニングトラックで捕球した。
さらにシェルドン記者は、この試合で実現した大谷との顔合わせについて、次のように伝えている。
「この日のテンピ・ディアブロ・スタジアムには、両軍にそれぞれ日本出身の選手がいるということで、日本から大勢のメディアが駆けつけた。
アキヤマがレッズで先発出場したのに対し、エンゼルスは二刀流スーパースターのショウヘイ・オオタニを指名打者として起用した」。
「彼は僕より前に来て成功した日本人選手ですね」と秋山。「彼と同じ試合でプレーできて最高でした」。この2選手は、試合前にフィールド上で顔を合わせ、手短に挨拶を済ませた。
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