人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2019年8月1日

田中将大、不調のスプリットで新しい握り方を試す

MLBコラム by J SPORTS 編集部
  • Line

前回登板のレッドソックス戦で自己ワーストの12失点を喫し、今季のボールの縫い目と、スプリットの握り方がその不振の要因の1つではないかと指摘されていたヤンキースの田中将大。

日本時間8月1日(現地7月31日)、注目のなか、本拠地でのダイアモンドバックス戦で先発マウンドに上がった。田中は4回まで無失点とするも、5回無死で2連打を浴びたところで降板となった。


ARI|0 0 0 0 3 0 0 0 2|5
NYY|0 2 0 0 0 0 2 3 X|7

結局4回0/3、5安打2失点で田中には勝敗はつかず、試合はヤンキースが7-5で勝利した。この日の田中の投球について、『MLB.com』は同日付で掲載した試合のサマリー記事のなかで次のように伝えている。

「フェンウェイパークにて、レッドソックスにキャリアハイの12失点を喫し、ほぼ間違いなくプロのキャリアで最悪だった前回登板からのバウンスバックを期すマサヒロ・タナカは、より多くの空振りや打ち損ないを起すべく、トレードマークとなっているスプリットの新しい握りを試した」。

この調整は、低くなったボールの縫い目が、田中から縦の落差を奪ったと確信している投手コーチの、ラリー・ロスチャイルドの勧めで取り掛かったものだった。

田中は4回あまりを投げ、4回には三塁手ジオ・ウルシェラが少なくとも2失点を防ぐ好守を見せた。

「もちろん、もっと試合に出たかったですし、あの5回をゼロに抑えたかったですが、最近効果的でない自分にも原因があったと思います」とタナカは通訳を介して述べた。

「(交代の)決定は理解しています。自分には良いパフォーマンスを見せ、結果を出す必要があると思いますし、そうなれば変わると思います」。

なお、試合前、現地紙『ニューヨーク・ポスト』は現地31日付で「ヤンキースのマサヒロ・タナカが“ドラスティック”に握り方を変更」と題した記事を電子版に掲載。

田中は同紙に対し、この件について次のようにコメントしたとのことである。

「今日に至るまで常に、僕はこれまでスプリットに使っていた握り方を変えないようにしてきましたし、微調整をして望み通りの動きが得られるようにしてきました」とタナカは通訳を介してそう述べた。

「良い結果も悪い結果もありますが、この2つの違いは余りに大きいです。調子が良い時は良いのですが、悪い時は、ご存知の通り、とても悪いです」。

「僕は今回、違うかたちの調整を行うべきだと思いました。これが、握り方を変えるというドラスティックな変更を行っている最大の理由です」。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ