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勢いは収まることを知らない。6月10日(月)より東京ドーム、神宮球場で開催される第68回全日本大学野球選手権大会に、明治大学は3年ぶりに出場する。
主将の一滴の涙が快進撃の序章だった。昨季から野手陣は総入れ替えとなった今季。明大の下馬評は決して高くはなかった。
開幕戦の立教大学1回戦では「みんな、かなり固かった」(北本一樹内野手・文4・二松学舎大付)と語るように、絶対的エース・森下暢仁主将(政経4=大分商)が2桁安打を浴び、打線も相手エース・田中誠也投手に完封負けを喫する厳しい船出。
そんな中、試合後「俺にもう1度登板させてほしい」と森下がチームメイトに涙ながらに第3戦での登板を志願。
日頃は寡黙な主将の涙に、ナインは「緊張してる場合ではない」と奮起。そこから10連勝の無双が始まり、優勝という栄冠につながった。
今季の明大の強みは一体感と勝負強さだ。主将の森下は投手というポジション上、目を配れない部分もあった。
写真:主将兼エースの大黒柱の森下。自らの投球で優勝を掴みたい
しかし、「試合に出ている4年生が協力的だった」(北本)と語るように主将任せにすることなくチームをけん引。
また、現在就職活動を行っているベンチ外の4年生も、早朝から積極的に練習のサポートを行い、一体感をつくり上げてきた。その一体感を象徴するのが早稲田大学2回戦だ。
下級生時より、右の大砲候補として期待されていた和田慎吾外野手(商4=常総学院)。しかし、オープン戦から不調が続き、この試合まで無安打。
そこで、普段は試合前に主将が行うアップの声出しを、和田が担当することをナインが提案。その結果、試合を決定づける2本の本塁打を放ち、スタンドで声援を送る部員たちからも、ガッツポーズと大声援が和田に向けられた。
スタンド・ベンチが一体となって戦う、真の全員野球の姿が垣間見えた瞬間だった。
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