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野球 コラム 2018年6月18日

【大学野球選手権】就任三年目の結実(東北福祉大学 vs. 国際武道大学)

野球好きコラム by 岩瀬 孝文
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東北福祉大学 深江

国際武道大学 青野

「学生はつねに成長できますから、とくにこうやれ、ああやってとはあまり指示しないですね。それと怠けている選手はベンチに入れません。それぞれが工夫してひたむきに練習して。そういうのをみています」
仙山線JR東北福祉大前駅の近くにある練習グラウンドでは愛情をこめていつも、しっかりと選手たちを見つめている大塚監督。
「わたしは打ち方が独特なのですが、監督からは特にそれを変える必要はないよと、伸び伸びとやらせてもらっていました」
準決勝で本塁打、今日も打点をあげたトップバッター吉田(国士館)だった。その活躍で最優秀選手賞(MVP)を獲得した。

初回、4番深江(八戸学院光星)の2点本塁打で先制、2回にすぐに追いつかれるが、その裏にはヒットと2アウトになってからの連打で3点を入れて突き放した。
こうなると、こまめな継投策に出る。
先発の藤川(京都外大西)、1年生の左腕三浦(盛岡大附)に椋木(高川学園)そして抑えで連投になった右サイドスローの津森へと。
「ピッチャーを変えるときは思い切りよくないといけません」
投手交代のタイミングが絶妙といえた大塚監督。
そのもの国際武道大の強打者は、3回以降ヒット4本と打ちあぐねてしまった。
「青野を引っ張りすぎたかな、4年生だからもっと頑張れと温情をかけて、私はそういう野球なんですよ。同点した後にすぐに1点を入れて競り合いたかったのだけど」
しみじみと語るベテランの岩井監督。国際武道大のベンチ前では、それこそ監督の言葉をすべて心に刻み込もうと集中して聞き入る選手たちの姿があった。

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