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スキー コラム 2025年10月22日

前田知沙樹選手インタビュー「スタートからゴールまで攻め切る」

ウィンタースポーツコラム by J SPORTS 編集部
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前田知沙樹(株式会社村瀬組)

◆前田知沙樹(まえだ ちさき)

長野県塩尻市出身。松商学園高校から松本大学に進み、現在は株式会社村瀬組に所属。アルペンスキーと、グラススキーを兼業する『二刀流』アスリート。小学校入学前からスキーを始め、ジュニア時代には全国中学大会や高校選抜で優勝した。

グラススキー世界選手権では、2019年、2021年に4種目制覇。2023年大会はスーパーコンビ以外の回転、大回転、スーパー大回転の3種目を制した。アルペンでは2025年アジア冬季大会スラロームで金メダル、全日本選手権では複数回優勝するなど国内外で成果を重ねている。

アルペンスキー FIS ワールドカップ 2025/26

―― 昨シーズン、ファーイーストカップのタイトルを取って、ワールドカップに出場しました。これは2回目ですが、前回との違いはありますか?

前回、初めて回らせて頂いた時は毎レースで緊張していて、どうしていいのかわからない状態で出ていました。今シーズンは2度目の会場も増えましたし、攻めどころがわかっているコースも増えてきて、落ち着いてレースに臨めることが多くなったと思います。

―― クラニスカゴラのスラローム(2025年1月)では、ものすごくいい滑りでしたが、わずかに足りなかった(2本目を滑れる30位に0.2秒差の32位)。それを振り返ってください。

世界選手権の出場枠、基準日が迫っていましたし、攻め切ろうという気持ちでスタートを切りました。手応えが特別あったわけではないですが、ゴールするまで攻める気持ちを忘れずに、攻め切ることができたレースだったと思います。

―― 2回目に残るためには何が必要でしょうか?

もう少し精度を上げてというか、ヘアピン、ストレートで他の選手がミスしないところで、ミスが多かった。そういったところで、少しずつタイム差がついてしまっているのがもったいないので、そこを詰めていきたいと思います。

―― オフは南半球でしたが、どういうテーマでやっていましたか?

課題はウェーブとか、斜面変化とか。変化に弱いというか、変化があるところで、攻め切ることができないのが自分の課題でした。すごくいいコースで練習させてもらっているので、少しずつ克服できていると思います。

―― 手応えはありましたか?

昨シーズンまでは夏の遠征にも来てないですし、滑走量もすごく稼げていると思うので、すごく自信になっています。

攻める切る気持ちで今季を戦う前田知沙樹

―― ワールドカップポイントを15点持っていて、2025-26シーズンはいい位置で滑れると思いますが、どういう戦い方、滑りをしたいですか?

スタート順も早くなるので、それを活かせるようにしっかりとスタートからゴールまで攻め切ることができるよう、気持ちを強く持っていきたいと思います。

―― 自分のPRポイントを教えて下さい。

私は難しいと言われているコースの方が、攻めることができるのがいいところだと思っています。クラニスカゴラもそうですが、得意のコースも少しずつ分かってきているので、そういったところで攻め切るところを見ていただけたらと思います。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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