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スキー コラム 2018年11月15日

インタビュー第6回 大越龍之介選手

WE ARE SNOW JAPAN ~若きアルペンスキー日本代表の素顔~ by J SPORTS 編集部
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大越龍之介

チーム体制を新たに世界に挑むアルペンスキーの日本代表。シーズンイン直前に今シーズンもJ SPORTSのFIS W杯中継の実況を務める吉田 暁央アナウンサーが若き代表選手たちの本音に迫った。若きSNOW JAPANアルペンスキーヤーの素顔とは?

第6回目は日本のエース大越龍之介選手(東急リゾートサービス)。大きな飛躍を遂げた昨シーズンを糧に目指す、今シーズンのスタイルとは?

ウェンゲンで変わった欧州からの視線

吉田:
先ずは、昨年のウェンゲン(FIS W杯 SL第7戦 19位)から話を聞かなくてはですね。1本目を振り返ってください。

大越:
自分の中でパーフェクトに近くて、その時自分が持っている力と技術を100%出せました。

吉田:
2本目は、途中でリズムが変わるところでヒヤッとしましたが、いかがでしたか。

大越:
1本目が上手くいったので、2本目は一桁を目指そうと欲が出ました。自分が中学生の時に佐々木明さんが一気に一桁に行ったのを思い出して、自分も「一桁に行かなくちゃいけないんだ!」と、100%以上の力を出そうと思ったら…ダメでした。

吉田:
2本目に行った時のメンタル状況を教えてください。安定してポイントを稼ぎにいくのか、それとも「行ったろ!」という思いで上位を狙っていくのか。

大越:
「行ったろ!」一択です(笑)。ポイントを取るとか、コースアウトを考えてしまうとか一切なくて、今以上の力を出さなくては!と思いましたね。

吉田:
我々はどうしても1度出来たことは、2度、3度あるって考えてしまうんですが、ウェンゲンを分析されて良かった点を教えてください。

大越:
得意なコース状況でしたね。自分は硬いコースの方がタイムは出やすいので、硬い雪面のウェンゲンでは行けるなとスタート前から思っていました。

吉田:
ウェンゲン以降、大越選手に対する周囲の目が変わったと聞きましたが。

大越:
自分が契約している欧州メーカー(BLIZZARD、TECNICA)の対応が一気に変わりました。それまではマテリアルチェックの際、自分が板や靴を持っていて「こうして欲しい」と自分からリクエストをしていたのですが、ウェンゲン以降は「オオコシのギアの状況を見たいから持ってきて」と向こうから声をかけて貰えるようになりました(笑)。

吉田:
それだけW杯で2本目に残るって意味があるんですね。

大越:
そうですね。W杯で30番目に残るという意味や重要性を改めて感じました。

大越龍之介

一桁を狙うために

吉田:
来るべき今シーズン、自信はありますか。

大越:
去年以上の滑りをして、19番とかではなく、一桁を狙っていきたいです。

吉田:
SNOW JAPANの男子アルペンチームでは最年長になりましたよね。気持ちの面では違ったりしますか。

大越:
チームの最年長だから、ということはあまり意識していません。 基本的には個人スポーツですから。ただSNOW JAPANというチームで動いてはいるので、リーダーシップも必要なのかなと少し思っています。

吉田:
29歳と大人の選手になられて、トレーニングなどは変わってきていますか?

大越:
自分が20歳の頃に考えていた30前後って体のどこかが痛いとか、壊れて…とか思っていたのですが、そんなことは一切なく順調にトレーニングできています。数値も落ちてはなく、むしろ上がっています。

吉田:
このオフはどう過ごされていましたか?

大越:
いつもと変わりはなかったのですが、夏に滑る量が増えました。昨年の海外遠征は1回だけだったのですが、今年は2回遠征をしたので滑走量は単純に2倍に増えました。

吉田:
オフはどのようなことを目的に滑られましたか。

大越:
マテリアルのテストが中心で、技術的な面はこれからですね。

吉田:
マテリアルはフィットしましたか。

大越:
順調です。

吉田:
チーム内での戦いもしなくてはならない18/19シーズンですが、どのようなシーズンになりますか。

大越:
SLに出場できることは決まっています。GSは昨シーズン同様挑戦をしていきたいです。ただ昨年はファーイーストの権利を持って臨んでいたのですが、今年は権利が無いので国枠を巡ってチーム内で争っていかなければなりません。

吉田:
シーズンをみて、ウェンゲン以外で勝負を掛けたい好きなコースはありますか?

大越:
マドンナ・ディ・カンピリオ(イタリア)ですね。昨年は出られませんでしたが(苦笑)。

吉田:
マドンナはなぜ日本人選手と相性が良いのでしょうか?

大越:
緩斜面が少ないからです(笑)。日本人選手はどうしても緩斜面でロスしてしまうのですが、急斜面ではタイムが伸びるという特徴がありますからね。マドンンは毎年硬くて急斜面ですから、チャンスがあると思っています。

吉田:
毎年真夜中から朝方の中継となるマドンナですが、今シーズンは朝まで楽しませてくれますよね?

大越:
もちろんですよ。

吉田:
ベテランに聞く質問ではないですが、理想としている選手、滑りってありますか?

大越:
同じマテリアルであるフェリックス・ノイロイター(ドイツ)選手ですね。体格は違いますが使っている道具が一緒なので同じ滑り方が出来ると思っています。

吉田:
ノイロイター選手の特徴は?

大越:
減速がなく、滑らかで無駄の無い滑りが特徴です。

吉田:
今シーズンはシード入りも期待されていますが、シード獲得に向けての課題を教えてください。

大越:
コンスタントに30番以内に入ることが大事なのですが、一方で1桁順位を1回でも取ればチャンスはあるので…。

吉田:
どちらの方法を狙いますか?

大越:
一発を狙っていきたいです(笑)。

吉田:
最後に今シーズンの意気込みを。

大越:
まずは一桁順位を目指してガンガン攻めていきます!

大越龍之介
J SPORTS編集部

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